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宮廷女官 若曦(ジャクギ)
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宮廷女官 若曦(ジャクギ)

現代の女性が突然タイムスリップ!?そこは18世紀初頭、康熙帝が支配する清の時代。出会ったのは、美しき9人の皇子たち…国内外の賞を総なめにした圧倒的なストーリー展開、俳優陣の熱演が光る切ないラブロマンスに中毒者続出!

2011年 35話

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話 時空を超えて

    張暁は北京に住む25歳の女性。ある日、恋人とのケンカが高じて交通事故に巻き込まれてしまう。ところが目覚めた先は、なんと300年ほど前の清朝、時は康熙帝の時代であった。タイムスリップしてしまった彼女は、馬爾泰将軍の次女・馬爾泰若曦だと言われる。康熙帝の息子で八賢王と名高い第八皇子の側室・若蘭の妹であり、数ヵ月後 皇帝の妃選びのために第八皇子の屋敷で暮らしていたのだ。こうして張暁は価値観も生き方もまったく異なる清朝で、若曦として生きていくのだが…。

  • 第2話 来せば安んず

    タイムスリップで現代へ戻ろうと馬の前に飛び出した若曦だったが、寸前のところで馬が止まる。馬上の相手はなんと次期皇帝・雍正帝の第四皇子だった。第四皇子は若曦が死のうとしていたのではないかと疑問を持つ。優しい姉の若蘭、気品ある第八皇子、陽気な第十皇子、侍女たちとも打ち解けはじめた若曦だが、第八皇子の正室の妹・明玉から因縁をつけられるのだった。そんな折、第十皇子の誕生日の祝宴が開かれることになり、若曦を気に入っている第十皇子の至っての希望により、若蘭の計らいの元 祝宴が執り行われることになる。

  • 第3話 命知らずの十三妹

    第十皇子の誕生日の祝宴が行われ、皇子たちが一堂に会する中、若曦は第十皇子を連れ出しお祝いのサプライズを用意する。ところがその後、明玉と鉢合わせ揉みあいとなった2人は池に落ちてしまう。若曦は泣きじゃくる明玉を一喝、その豪快さが宮中の噂になる。一連の騒動ですっかり若蘭を怒らせてしまった若曦は涙を流しながら許しを請い、ようやく姉妹は仲直りをする。だが若曦の武勇伝は康熙帝の耳にも入り、若曦は宮中で開かれる皇族の中秋の宴に招かれることになるのだった。

  • 第4話 与えられる運命

    中秋の宴で康熙帝から第十皇子と明玉の結婚が告げられ、若曦はショックを隠せずにいた。同時に第十皇子も酒におぼれ参内もしない毎日を送っていたため、第十四皇子は若曦に第十皇子を慰めるよう依頼、若曦は第十皇子に現実を受け入れるよう勧める。第十皇子の結婚式当日、若曦は自分と同じように落ち込んでいる第十三皇子から誘われ、2人で酒を酌み交わしようやく普段の気丈な自分を取り戻すのだった。そんな折、皇太子から馬術競技の招待状が届く。姉・若蘭の悲しそうな表情を見た若曦は疑問を抱くのだったが…。

  • 第5話 馬上に消えた恋

    馬術競技の当日、皇太子や皇子たちが見守る中、馬術を誇る明玉は華麗な腕前を披露したうえに、馬に乗れない若曦を挑発する。すると今まで馬にさえ近づこうとしなかった若蘭が若曦に代わり馬術を披露、その華麗な姿に会場は大いに盛り上がり、第八皇子も出会った当時の若蘭の姿を思い起こす。しかし少しもうれしさを見せない若蘭と、とまどった表情を浮かべる第八皇子の様子を変に思った若曦は、後日 若蘭より当時の自分の恋人を死に追いやったのは第八皇子だと知らされるのだった。

  • 第6話 いざ紫禁城へ

    新年も明け、いよいよ若曦が皇宮入りする日が訪れた。姉の若蘭と名残惜しい別れを済ませ、第八皇子に見送られた若曦は外界と遮断された紫禁城に身を置くことになる。その頃、皇子たちはそれぞれの立場を利用してなんとか若曦を妃候補から外してもらうように画策していた。ところが若曦が妃になることで自分の地位が脅かされることを恐れた明慧もひそかに動いていたため、若曦は妃には選ばれることはなかったものの、皇帝に茶を献じる宮女として仕えることを命じられる。それを知った第八皇子は保身に走った明慧に大激怒し…。

  • 第7話 草原の出会い

    皇太子と第八皇子一派の争いが水面下で激しさを増す中、第四皇子の助言を得た皇太子は康熙帝に進言、塞外への親征に皇子たちも同行させる一方で第八皇子一派には留守役を申し渡す。親征先では蒙古王を歓迎する宴が開かれ、蒙古王の娘・敏敏が美しい舞を披露し、康熙帝を大いに喜ばせる。親征に随行していた若曦は、趣向を凝らした茶器で康熙帝より乗馬を習うことを許される。若曦は第十三皇子に乗馬を教えることを承諾させ約束の場所へ向かうが、そこへ現れたのはなんと第四皇子だった。

  • 第8話 父と息子

    またも第十三皇子の乗馬の訓練に代わって現れた第四皇子に、若曦は突然口づけされてしまう。未来の皇帝ということで気遣っていたことを好意と取られたことに、若曦は腹立たしさを感じるのだった。そんな折、第十八皇子の病状が悪化、第八皇子は子供を思う康熙帝の情を読み取り早馬を遣わせる。息子の病状で心を痛める康熙帝をよそに、皇太子の傲慢ぶりは日増しに度を増していった。そしてついに康熙帝の堪忍袋の緒は切れ、皇太子を廃位にしようと決断する。

  • 第9話 皇子たちの駆け引き

    皇太子が廃されることとなり、宮中では空位となった皇太子の座をめぐり皇子や大臣たちの水面下での駆け引きが始まっていた。だが第四皇子だけは康熙帝の真意を読み、一切これに関わることなく屋敷に留まる。康熙帝が皇太子に対していまだ愛情を持っていると感じた若曦は、第八皇子に慎重に振る舞うよう手紙を書くが、皮肉にも第四皇子に呼び止められ渡しそびれてしまう。若曦が不安を隠せぬ中、ついに大勢の大臣たちが第八皇子を皇太子にと康熙帝に推挙するのだが…。

  • 第10話 再び塞外へ

    第八皇子を擁護したことで康熙帝を激怒させた第十四皇子だったが、なんとか厳罰は免れた。だがあえて必死で命乞いをしなかった第四皇子にますます怒りを覚え、兄弟の溝は深くなっていく。ようやく康熙帝は第二皇子を許し皇太子の地位へ復位させ、第八皇子の爵位剥奪も撤回、他の皇子たちもそれぞれ爵位を賜る。しかし皇太子派と第八皇子派の暗闘は収まる様子がないため康熙帝は再び塞外遠征を計画、皇太子と第八皇子を随行させることに決めるのだった。

  • 第11話 都からの侵入者

    落馬しそうになった若曦を助けたのは第八皇子だった。若曦を腕に抱き寄せた第八皇子は、若曦の想いを確信し、若曦も第八皇子の愛を受け入れたいと強く願う。天幕に戻った若曦の元に現れたのは蒙古人に扮した第十四皇子だった。都では第四皇子が皇帝の命令を受け、第八皇子一派の息のかかった大臣たちを次々と遠方へ異動させる手続きを進めていた。若曦の協力により第八皇子は第十四皇子の元に向かうが、不審に思った皇太子の配下たちに気づかれてしまう。

  • 第12話 歴史に挑む愛

    皇太子の放った矢で負傷した第八皇子は、皇太子に疑いを抱かれないよう太監に熱湯のお茶を腕にかけさせるよう命じ、火傷を負う。第十四皇子は辛抱強く蒙古王の令嬢の相手をしていたが、皇太子が曲者の捜索を諦めた頃を見計らって無事に都に戻る。第八皇子も自分に不利となる大臣の異動を阻止するべく動き始めた。若曦は歴史の結末を知りながらも、第八皇子への気持ちを抑えられぬことに気づき、第八皇子の愛を全力で受け止め、歴史を変えようと決意するのだった。

  • 第13話 哀しみの選択

    塞外で第八皇子と幸せな時間を過ごしていた若曦だったが、第八皇子の記した異動名簿に将来第四皇子の重臣となる人物の名前を見つける。不安にかられた若曦は結婚するのなら皇位を諦めてほしいと第八皇子に懇願するが、皇位への野心を捨てられない第八皇子は、自分の運命は自分で決めたいと若曦に告げる。都に戻った若曦は、第八皇子と運命を共にするかどうか迷い続けていた。そんな中、明慧・明玉姉妹と明慧の息子に遭遇する。明慧の息子に若蘭が嫌がらせを受けていると知った若曦は第八皇子に詰め寄るのだが…。

  • 第14話 新年の決別

    若曦が明慧・明玉にくってかかるところを目撃した第四皇子は、風邪をひいた若曦のために、手製の鼻煙壺を贈る。一方の若曦はいつまでも第八皇子を待たせていることで第十四皇子に詰め寄られるが、第四皇子、第十三皇子の助け舟で事なきを得る。若曦は皇位への野心を捨てきれぬ第八皇子に、第四皇子とその腹心たちに気をつけるようにとだけ言い残し、第八皇子に別れを告げるのだった。そしてまた新たな一年が到来、若曦は今までの第八皇子との関係をすべて清算し再スタートを誓う。

  • 第15話 草原の固い友情

    またも塞外遠征が決まるが、この度は第十四皇子も遂行することになり、敏敏に恋人を偽ってかくまわせたことがバレるのではと若曦は気が気でなかった。敏敏は若曦を見つけ、第十三皇子の気持ちを聞き出そうとするが、第十三皇子にその気はないと知った敏敏はショックを受ける。そこへ第十三皇子と第十四皇子が現れる。第十四皇子と若曦が恋人ではないと知った敏敏は大いに怒り、康熙帝に当時のいきさつを明かすと言い放ち馬を走らせる。急いであとを追い掛ける若曦たちだったが…。

  • 第16話 腐敗再燃

    塞外遠征も終わりを迎え、若曦は康熙帝や皇子たちの前で敏敏による舞いを披露する。そして若曦との約束に応えるため、第十三皇子が笛の音色を敏敏に披露し、敏敏の淡い恋はここで終わるのだった。塞外から戻った康熙帝の元に災害復興の金が大勢の官吏によって着服されているという由々しき知らせが入る。激怒した康熙帝は、第四皇子と第十三皇子に調査を依頼するが、帳簿を調査した結果、皇太子以上に派手に不正を働いていたのは第九皇子だった。事態を収拾させるため第四皇子は帳簿を第八皇子に渡すのだが…。

  • 第17話 皇太子の申し出

    康熙帝から不正の件を追及されずに済んだ第九皇子は憂さ晴らしに酒楼で出くわした緑蕪にからみ始める。そこへ第十四皇子が止めに入り事なきを得るが、後日 騒動を知った第十三皇子は第九皇子への怒りが収まらなかった。一方 敏敏と佐鷹王子の結婚が決まり喜ぶ若曦だったが、そこへ大変な知らせが舞い込む。なんと皇太子が康熙帝に若曦との結婚を希望したというのだ。ショックのあまり病に伏した若曦を助けるため、第四皇子は敵対関係にある第八皇子と手を組むことを決める。

  • 第18話 サンザシと茶菓子

    重臣たちが皇太子の即位を扇動しようとした件が事実と判明し、皇太子派の重臣らは処刑、皇太子は関与を否定し罪は逃れたものの康熙帝の失望の色は大きかった。これにより若曦と皇太子の縁談話も現実味がなくなったため、若曦は暗に結婚してもいいと第四皇子に告げる。そして第八皇子にもらった腕輪を第十四皇子に託し第八皇子とは完全に決別するのだった。そんなある日、第十皇子が激怒して明玉と離縁すると言い出し、その騒ぎは康熙帝の耳にも届く。第十皇子と夫人の言い争いの原因は第十皇子が若曦に贈ろうとしていた燈籠だった。

  • 第19話 本当の幸せ

    ケンカしていた第十皇子と明玉は意地を張るばかりで、もはやお互い引くに引けぬ状況に悪化、激怒した第十皇子は明玉を離縁するとまで言い放つ。そこで若曦は、康熙帝に2人の離縁話を伝え、康熙帝もこれを承諾したと第十皇子たちにウソをつく。離縁話が現実味を帯び、ようやく自分の気持ちに気づいた第十皇子は、明玉に愛を伝え2人は仲直りをする。一方の若曦は第八皇子に腕輪を返して別れを告げ、自分に誠実でいてくれる第四皇子と人生を歩んでいこうと心に決めるのだった。

  • 第20話 知己との離別

    中秋節の夜、若曦は一緒に酒を酌み交わした第十三皇子から、皇子の後継者争いには関わらないように忠告される。ところが翌日、第四皇子が康熙帝により皇太子を陥れた罪を追及される。すべては第八皇子一派の企みだと悟った第十三皇子は自ら罪をかぶり、康熙帝より軟禁を命じられる。緑蕪は第十三皇子が軟禁されたと知り、彼の元で世話をしたいと切に願っていた。その望みをかなえてやるため、若曦は康熙帝に直訴し、康熙帝の許しがもらえるまで庭園にひざまずくのだったが…。

  • 第21話 皇太子失脚

    第十四皇子は、軟禁された第十三皇子の侍女として緑蕪をつけてほしいと康熙帝に嘆願、康熙帝は緑蕪の身分を変えて第十三皇子に仕えることを許可し、若曦も許される。しかし第十三皇子の件で康熙帝に疑われた第四皇子は若曦に娶ることはできないと告げ、政から一切身を引き農業にいそしむ隠居生活のような日々を送り始める。そしてついに皇太子が失脚し、皇子たちの暗闘は本格化、表向きは自重する第八皇子だったが、康熙帝はその野心を見抜いていた。一方で皇太子失脚によりもっとも康熙帝に重用されたのは第十四皇子だった。

  • 第22話 ついえた野望

    庭園で出くわした若曦と明玉は和解しよき友となるが、そこへ第四皇子の息子の放った矢が誤って飛んできてしまい、若曦をかばった第四皇子は肩に傷を負う。皇帝に随行し塞外遠征に赴いた若曦は、子供を身ごもり幸せに暮らす敏敏からの手紙を見て感慨にふける。遠征に同行していた第八皇子は母親・良妃の墓参りのため一足先に幕営を後にし、康熙帝が宴を開く行宮へ祝いの隼を贈る。ところが届けられた隼は瀕死の状態だったため康熙帝は激怒、第八皇子に引導を渡すべく勅旨を発するのだった。

  • 第23話 不遜な女官

    ある日 康熙帝に呼ばれた若曦は突然、第十四皇子に嫁ぐよう命じられる。だが若曦は縁談を断ったため康熙帝の怒りを買い、杖刑20回のうえ太監の衣類を洗う浣衣局に移ることを命じられる。第十皇子と第十四皇子たちは若曦の身を案じるが、康熙帝の怒りが消えることはなく、傷の癒えた若曦は浣衣局に移される。慣れない重労働のうえ、宮女たちからも嫌味を言われ続ける若曦だったが、浣衣局を訪れた第四皇子に今の暮らしは怯えなくて済むと告げるのだった。

  • 第24話 風雲急を告げる紫禁城

    浣衣局での生活も慣れたある日、若曦のもとを訪れた第四皇子は第十三皇子と緑蕪の子供を抱きかかえており、若曦に名づけ親になってほしいという第十三皇子たちの言葉を伝える。一方、朝廷では第十四皇子が大将軍王となって西域の制圧に出発、その間 第四皇子は康熙帝の信頼を勝ち取っていた。そんな中、病に伏せ食欲のない康熙帝は、茶菓子を食べたいと漏らす。そこで康熙帝お付きの太監・李徳全は、すぐに若曦を浣衣局から呼び寄せ茶菓子を作らせる。

  • 第25話 山、動く時

    康熙帝の容体はますます悪化し、緊張に包まれる紫禁城では、皇帝崩御に備えすべての城門が封鎖された。歴史を知っている若曦は、第四皇子の決意と心情を理解しながらも、第十四皇子が即位したほうが皇子たちの犠牲は少ないのではないかと思い悩む。次期皇帝の最有力候補と考えられている第十四皇子が西域討伐から戻らぬ中、動向を静かに見守り続けていた第四皇子だったが、康熙帝の危篤の知らせを受け、ついに行動を開始する。

  • 第26話 広がる粛清

    雍正帝 (第四皇子) が即位し、皇帝の政務と寝起きの場を若曦のいる養心殿に移したことから、ようやく2人は一緒の時間を共有できるようになりひと時の幸福を感じていた。一方で即位して日が浅いため、雍正帝は足固めをするべく着々と不正の防止と粛清を進めていった。雍正帝即位に納得のいかない実母・徳太妃は、康熙帝崩御の現場にいた李徳全を招き、遺詔の是非を問いただす。そんなある日、怡親王 (第十三皇子) の前から緑蕪が姿を消す。慌てた怡親王は雍正帝に嘆願し緑蕪の捜索に向かうのだったが…。

  • 第27話 女たちの悲哀

    緑蕪が失踪し怡親王(十三皇弟)は必死に捜索するが、その努力もむなしく緑蕪は自ら命を絶ってしまう。緑蕪らしき女性の死体が見つかったと知らせを受けた雍正帝は怡親王には事実を隠し、若曦に怡親王への説得を依頼する。酒に溺れる怡親王に対し若曦は緑蕪の身の上を語るのだった。そんな中、若曦は雍正帝が夜の伽の相手を選ぶ現場を目撃する。皇帝には大勢の妃が存在することを改めて痛感した若曦は、嫉妬と悲しみでふさぎ込んでしまう。

  • 第28話 砂漠に帰する日

    新しい年が明けた矢先、雍正帝より参内を命じられた若曦は、姉の若蘭が病に伏せ先が長くないと知らせを受ける。八王府に向かった若曦は、すっかり衰弱した若蘭の姿に心を痛める。若蘭は若曦に亡き恋人への思いをうれしそうに語るが、廉親王 (八皇弟) の側室である以上 皇族の墓に入れられるため、死んだ後も愛する恋人と離ればなれでいることを案じていた。そんな若蘭の気持ちを察した若曦は、廉親王にあるお願いを申し出る。一方、雍正帝から皇太后に封じられることを拒み続けてきた徳太妃がついに危篤に陥り…。

  • 第29話 愛との葛藤

    雍正帝は危篤に陥った徳太妃を見舞い皇帝としての自分を認めてほしいと伝えるが、徳太妃は最後まで受け入れることなく、溺愛する十四皇弟を思いながら亡くなった。十四皇弟はまたも親の死に目に会えず、悲しみのあまり倒れてしまう。若曦から康熙帝は確かに雍正帝に皇位を譲ったと諭された十四皇弟は、ようやく現実を受け入れるのだった。そんな折、若曦は廉親王 (八皇弟) が雍正帝に叱責され、一晩中ひざまずく罰を受けていることを知る。廉親王たちへの情を捨てきれない若曦は自らもひざまずき嘆願するのだが…。

  • 第30話 壮絶なる最期

    廉親王 (八皇弟) 一派はますます雍正帝に追い詰められていく中、明玉は雍正帝の寵愛を受ける若曦にこれ以上 追い詰めないでほしいと嘆願する。これを受けて若曦も雍正帝に恨みを忘れてほしいと願い出るが雍正帝は若曦を利用する廉親王一派を許せずにいた。ある日若曦は仕えていた大監の李が自害、浣衣局の張も厳罰を受けたことを知る。だが粛清はそれだけにとどまらなかった。若曦はショックのあまり卒倒するが、皮肉にも彼らに手を下した雍正帝の子供を身ごもっていたのだった。

  • 第31話 すべての発端

    子供を身ごもった若曦は玉檀の死に打ちひしがれていた。一方、雍正帝は生まれてくる子供に身分を与えるべく、若曦を妃に封じようと準備を進める。雍正帝の残酷さに怯えながらも愛するゆえ憎み切れない葛藤に、若曦は大いに悩むのだった。一方、玉檀を失ったことでますます雍正帝への恨みが増した九皇弟は、明慧にある情報を明かす。明慧は若曦を訪ね、康熙帝の時代 廉親王が雍正帝を陥れ、怡親王が軟禁されることになったのは、ある者の密告が発端となったと語る。

  • 第32話 愛に殉ず

    明慧の言葉にショックを受けた若曦は、一命は取り留めたもののお腹の子供を流産してしまう。激怒した雍正帝は廉親王に明慧との離縁を命じる。そのことを知った明慧は、子供や屋敷の使用人を救うためにも自分を離縁するよう廉親王に迫るのだった。一方、雍正帝が離縁を命じたことを知った若曦は怡親王と共に八王府に向かうが、時すでに遅し。廉親王はすでに明慧を離縁し実家に戻していた。最悪の事態を予測した若曦は、廉親王や怡親王と明慧の屋敷へと急ぐのだったが…。

  • 第33話 さらば 紫禁城

    雍正帝に兄弟の争いの発端が自分であったことを告げた若曦に、雍正帝は驚きと怒りを隠しきれず若曦には会わぬ日々を送る。決意を固めた若曦は、怡親王に頼んで十四皇弟にある言葉を伝えてもらうと、後日 十四皇弟は康熙帝の聖旨を持参し雍正帝に若曦を側福晋として賜ってほしいと上奏するのだった。康熙帝の遺詔であることから、雍正帝はやむなくこれを承諾する。ついに若曦が紫禁城を離れるその日、雍正帝は遠くから若曦を見送っていた。

  • 第34話 筆に込めた想い

    紫禁城を出た後 十四皇弟の屋敷で暮らし始めた若曦は、雍正帝との思い出を噛みしめながら毎日を過ごしていた。一方、十四皇弟は雍正帝が屋敷に放っている密偵に若曦との仲睦まじいところをわざと見せつけたため、報告を受けた雍正帝は激怒し今後は若曦の報告は不要だと密偵に伝える。そんなことも知らず心穏やかな日々を送る若曦だったが、忍び寄る病魔には勝てなかった。死期を悟った若曦は、最後にひと目雍正帝に会いたいと手紙をしたためるのだが…。

  • 第35話 (最終話) そして来世へ

    若曦が死亡したとの知らせを受け、雍正帝は山積みになっていた上奏書の中から若曦の手紙を見つけ、涙を流す。十四皇弟の屋敷に駆け付けた雍正帝と怡親王を待っていたのは若曦の位牌と遺骨だけだった。雍正帝は若曦の遺骨を引き取り、巧慧から若曦の思い出の品を受け取る。怡親王も巧慧より手紙を受け取るが、そこには若曦からの最後の頼みが記されてあった。風の吹くある日、雍正帝は若曦の望みどおり散骨する。若曦がもといた未来に戻れるように。そして…。

作品詳細

清の康熙帝が中国を支配する時代、第八皇子の側室・若蘭の妹である若曦が眠りから目を覚ます。しかし彼女の心には2011年からタイムスリップした張暁が入り込んでいた。現代に戻ろうとする張暁は走る馬の前に身を投げ出すが、馬に乗っていた第四皇子に助けられる。若曦としてこの時代に生きていくことを決めた張暁は現代と清の時代の人の考え方や習慣の違いに悩むが、姉の若蘭たちに支えられ、徐々に宮廷生活になじんでいく。

スタッフ

[監督]リー・クォックリー

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  • 続・宮廷女官 若曦(ジャクギ)~輪廻の恋