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海を感じる時
“文学上の事件”と評された衝撃の純文学、ついに映画化!
2014年 118分 R15
作品詳細
愛を知らない少女は、一人の男と出会い、「女」へと目覚めていく―。
恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)の出会いは高校の新聞部だった。ある日、授業をさぼり部室で暇つぶしをしていた恵美子は、先輩の3年生の洋と顔を合わせる。突然、洋はここで恵美子にキスを迫るが「決して君が好きな訳じゃない。ただ、キスがしてみたい。」からだと。衝動的に体をあずける恵美子だったが、あくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ。君じゃなくてもよかった」と言い放ち、拒絶する。幼い頃に父親を亡くし母親に厳格に育った恵美子はそれでも洋を求め、会うたびに自ら体を差し出す。こんな関係に寂しさを募らせながらも次第に「女」として目覚めていく自分に気付き始める。月日はたち、洋は進学のため上京し、恵美子も洋の近くにいたい一心で東京の花屋で働いていた。恵美子はどんな形でも洋に必要とされたいと願いながら寄り添っては傷つき反発していくが…。
スタッフ
[監督]安藤尋[原作]中沢けい[脚本]荒井晴彦[撮影]鈴木一博関連キーワード
安藤尋(C)2014『海を感じる時』製作委員会