夜の浜辺でひとり
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夜の浜辺でひとり

覚悟しかない―。キム・ミニを最高に輝かせた、現代を生きる新しいヒロイン像。

2017年 101分

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予告編

作品詳細

すべてを捨て、港町ハンブルクにやってきた女優ヨンヒ。待ち人は来ない。月日は流れ、旧友との再会によって女優復帰を考えるようになるのだが…。

女優のヨンヒ(キム・ミニ)は既婚男性との恋に疲れ、キャリアを捨ててドイツのハンブルクにやってきた。ハンブルクに暮らす女友達のジヨン(ソ・ヨンファ)と街を散策し、この外国の街に住む自分を夢想する。スープ屋を目当てにやってきた公園で、ヨンヒは橋を前に突然膝を折り、祈りを捧げ始める。訝しがるジヨンに、「自分が本当に望むものは何か確かめたかった」というヨンヒ。次の週末に韓国から会いに来ると言っていた恋人の言葉に期待しながら、今では半信半疑でいる。ジヨンがハンブルクに住むきっかけとなったポールの家へ向かう道すがら、立ち寄った書店で、店主が作曲したというピアノ曲を聞かせてもらう。シンプルながらも深いその曲が、ヨンヒの心を深く打った。到着したポールの家では、空腹を隠そうともせずに料理を味わい、ポールと妻を観察しては、男と女の関係について韓国語で言いたい放題。食事の後、4人は連れ立って浜辺を訪れる。韓国にいる恋人への想いを抑えられず、砂浜に彼の似顔絵を描いていたヨンヒは…。そして時は流れ、帰国したヨンヒは東海岸の都市、江陵を訪れる。先輩のジュニ(ソン・ソンミ)との約束までの間、映画館を訪れると、昔馴染みのチョンウ(クォン・ヘヒョ)とミョンス(チョン・ジェヨン)に会う。ミョンスは今の恋人と付き合うようになってから一気に老け込んでしまった。飲みに行った先で、ヨンヒは皆から魅力的になったと言われる。ハンブルクでの、自由で穏やかで質素な生活について、そして男たちからもてた話を皆に聞かせるヨンヒ。酔いが回りヒートアップしたヨンヒは、「価値のないものなんて考えたくない。きれいに消えたい」、そして「愛」について激しく語りだす。乱暴に振る舞うヨンヒを、皆はどこか温かく受け止め、ジュニは愛おし気に眺めている。友人たちと話すうちに、ヨンヒは女優復帰することを考え始める。ひとり、ホテル傍の浜辺を訪れ砂浜に横たわるヨンヒ。心配する声に顔を上げると、知り合いの映画スタッフがいる。彼らはヨンヒが付き合っていたサンウォン監督(ムン・ソングン)の次回作のロケハンをしていたという。監督もカンヌンに来ていると言われたヨンヒは…。

スタッフ

[監督]ホン・サンス[脚本]ホン・サンス[撮影]キム・ヒョング/パク・ホンニョル

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ホン・サンス

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