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ホノカアボーイ
330ポイント~

ホノカアボーイ

どうして僕たちは何かを失って、大人になるんだろう。

2008年 111分

予告編

作品詳細

狂的なファンをもつ原作「ホノカアボーイ」(著・吉田玲雄)の風と言葉とその温もりを映画化するために、たくさんの才能が何かに惹かれあうように集まった。奇跡のように。脚本は、数々の大ヒットCMを手掛けるCMプランナー高崎卓馬。その言葉に優しい匂いをもたらした料理は、料理家、高山なおみ。淡く優しい色彩で包むような映像は、注目の女性写真家、市橋織江。風にリズムを与える音楽は選曲家、桑原茂一。そして監督はユーモアと人間の繊細さを徹底したディテールで描く『いぬのえいが』の短編「ねえ、マリモ」(宮﨑あおい主演)の真田敦。あらゆるジャンルの才能たちが、すべてをハワイ島ロケで実在するホノカアの町を舞台に、優しい映画をつくりあげた。主人公レオは初主演映画になる、岡田将生。素直でイタズラばかりする日系のおばあさんビーに、あの倍賞千恵子。食いしん坊の映画館の女主人エデリに、松坂慶子。レオが恋心を抱くロコの女の子マライアに、ハワイ島出身の長谷川潤。そして、喜味こいし、正司照枝、蒼井優、深津絵里、がこの世界に新しいファンタジーを連れてくる。そして、この映画のために切なく美しい歌「虹が消えるまで」(曲/斉藤和義)を小泉今日子が歌う。同じ世界とは思えないハワイ島の美しい風景のなかで、涙がきっととまらなくなる。

他人との距離がうまくとれないレオは、彼女に言われるままにハワイ島に旅行にくる。夜かかる月の虹がみたい。そう言ったのは彼女のほうだった。「ハワイ島とハワイってちがうんですけど。」不機嫌な彼女と無口なレオ。ギクシャクした旅。都合悪くなるとすぐ黙る。レオの悪いところ。半年後、レオはその旅の途中でであったホノカアで暮らしていた。人生なにがどうなるかわからない。ホノカアの映画館で映写技師の助手をしながら。そんなある日、レオは町で一番有名ないたずらヘンクツばあさんに出会う。ビーとの出会いはちょっとした事件だった。「明日から毎日ここで晩御飯たべていきなさい」。そのひとことがすべての始まりだった。

スタッフ

[監督]真田敦[製作]亀山千広/高田佳夫/阿部秀司[プロデュース]高崎卓馬[企画]大多亮/杉山恒太郎[エグゼクティブプロデューサー]石原隆/林朋夫/安藤親広[プロデューサー]松崎薫/湯川昌明/黒木敬士[原作]吉田玲雄[脚本]高崎卓馬[撮影]市橋織江[美術]中村桃子[編集]日下部元孝[音楽プロデューサー]桑原茂一[主題歌]小泉今日子[スクリプター]新玉和子[照明]石坂拓郎[録音]坂上賢治[助監督]北川博康[料理]高山なおみ

(C)2009 FUJITELEVISION/DENTSU/ROBOT

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