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ナインIII 完結篇
あだち充の躍進作の一つとなった青春野球漫画の傑作『ナイン』の劇場アニメ版、第三弾。
1984年 73分
予告編
作品詳細
第一弾、第二弾と放送する毎にファンは増える一方。今更ながらあだち充作品の素晴らしさを痛感する。きっと、この第三弾の放送も首をなが~くして待っていたファンが多いはず。その気持ちにこたえ再び登場。ところが、惜しまれつつ感動のラストを迎えることになった。
今回は、百合、克也、唐沢、倉橋、そして前回からの二郎などレギュラーメンバーに加え、初登場の高木が物語に色を添え、視聴者の胸に迫ってくることだろう。百合が笑い、克也が、二郎が、青秀高校ナインが、画面いっぱいに大活躍。二度とない青春の一ページに笑い、涙した彼らの姿を胸に深く焼き付けて…!青秀野球部は弱体チーム、監督の夢はもちろん甲子園。自分は不治の病い。あと1年の命。その間に甲子園へ行きたい。監督は娘であり、野球部マネージャーの百合にこの言葉を部員たちに伝えろとたのむ。これは部員たちをふるいたたせるためのウソだったが、ピッチャーの倉橋、そして克也、唐沢ら選手たちはふるい立った。大スランプの唐沢も立ち直った。地区大会に優勝し、なんと甲子園に出場することになった。監督も選手たちも夢にまで見た甲子園の土を踏み…。今回は、ついに甲子園出場を果たした青秀高ナインを中心に描く。
スタッフ
[監督]杉井ギサブロー[原作]あだち充[脚本]高星由美子[音楽]芹澤廣明(C)東宝