ハイ・ライフ
究極の密室、目覚める欲望―フランスの巨匠クレール・ドゥニ監督(『パリ、18区、夜。』)が仕掛ける、傑作SFスリラー!
2018年 113分 PG12
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予告編
作品詳細
『ショコラ』『パリ、18区、夜。』などの巨匠クレール・ドゥニ監督が、初めて挑むSF作品であり、初めての英語による長編映画。2018年トロント国際映画祭GALA部門で本作がプレミア上映されると、「ショッキングな問題作」として現地メディアに報じられながら、批評家からは映画祭で1、2を争うほどの大絶賛を浴び、話題となった。『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンがミステリアスな主人公モンテを演じ、『サスペリア』のミア・ゴスや、名女優ジュリエット・ビノシュらが豪華俳優陣が出演。実験を行なう医師を演じたビノシュの一糸まとわぬ衝撃の官能シーンは、世界各地の映画祭で物議を醸したことでも話題になった。宇宙船という逃げ場のない“究極の密室”に渦巻く、嫉妬、怒り、欲望。美しきマッド・サイエンティストの禁断の実験と、壊れゆく人間たちのサバイバルを描くSFスリラーの新たな傑作が誕生した。
太陽系をはるかに超え宇宙を突き進む一隻の宇宙船「7」。その船内でモンテ(ロバート・パティンソン)は生まれたばかりの娘ウィローと暮らしている。宇宙船の9人の乗組員は、全員が死刑や終身刑の判決を受けた重犯罪者たち。モンテたちは刑の免除と引き換えに、美しき科学者・ディブス医師(ジュリエット・ビノシュ)が指揮する“人間の性”にまつわる秘密の実験に参加したのだった。しかし、地球を離れて3年以上が経ち、究極の密室で終わり無き旅を続ける彼らの精神は、もはや限界に達しようとしていた―。
キャスト
ロバート・パティンソン ジュリエット・ビノシュ アンドレ・ベンジャミン ミア・ゴス アガタ・ブゼク ラース・アイディンガー クレール・トラン ユアン・ミッチェル グロリア・オビアーニョ スカーレット・リンジー ジェシー・ロス ヴィクター・バナルジースタッフ
[監督]クレール・ドゥニ[製作]アンドリュー・ローレン/D・J・グゲンハイム/クラウディア・シュテファン/クリストフ・フリーデル/ロランス・クレル/オリヴィエ・テリ・ラピネ/オリヴィエ・ドゥンジェ/クラウディア・シュミエヤ[脚本]クレール・ドゥニ/ジャン=ポル・ファルジョー[撮影]ヨリック・ル・ソー[美術監督]フランソワ=ルノー・ラバルテ[衣装]ジュディ・シュルーズバリー[編集]ギイ・ルコルヌ[音楽]スチュアート・A・ステイプルズ(C) 2018 PANDORA FILM - ALCATRAZ FILMS