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龍珠伝 ラストプリンセス
龍珠伝 ラストプリンセス
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龍珠伝 ラストプリンセス

明朝最後の公主と清朝の若き皇帝ー禁じられた愛の物語を描くロマンティックラブ史劇!

2017年 62話

字幕

予告編

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話

    晋王・李定国(り・ていこく)は、清国に寝返った呉三桂(ご・さんけい)の軍勢に取り囲まれていた。今まさに明王朝の灯火が消えようとするなか、彼は皇太子の誕生に国家存続の望みをかけ、兵たちに城壁の死守を命じる。明の皇帝・朱由榔(しゅ・ゆうろう)も「赤子が娘なら、自らあの世へ旅立つ」と覚悟を決め、世継ぎ誕生の知らせを待っていた。やがて響いた運命の産声―皇后に付き添う侍医・樊離(はん・り)の腕の中にいたのは…。

  • 第2話

    師匠から与えられた課題をこなした慈ケン(じけん)たちに、最初の任務が与えられた。1つは、崇禎(すうてい)帝が残した銅箱の奪還と、それを開けるための鍵を捜し出すこと。銅箱には崇禎帝の財宝の隠し場所や、秘密基地の資料と各地に潜む明の志士たちの名簿が収められており、現在は清軍の手中にあるのだという。そして2つ目は、清に内乱を起こさせるため、康熙(こうき)帝と実権を握るオボイの溝を深めることだった…。

  • 第3話

    易歓(いかん)と慈ケン(じけん)は、連れ立って紫禁城へとやってきた。明の皇太子としての気概にあふれる慈ケンは、いつか必ず紫禁城を取り戻して、易歓を皇后に迎え、この宮城に住むのだと息巻くのだった。対する易歓にはまったくそんな気がないばかりか、なぜ皆が明の復興にそこまでこだわるのかと、首をかしげる始末。その後、慈ケンと別れ、1人で街をぶらついていた易歓は、乱暴に走り去る豪華な馬車を目にし…。

  • 第4話

    李定国(り・ていこく)の息子・嗣興(しこう)の行方を聞き出すため、かつての彼の腹心で現在は清の知府を務める孫福(そん・ふく)を捕らえることに。慈ケン(じけん)、傾城(けいせい)、倩影(せいえい)、黙声(もくせい)の4人は、孫福が夫人とともに訪れる予定の水月庵へ向かい、易歓(いかん)は逃走用の舟の番を任される。自分だけ留守番となり不満を漏らす易歓。そんな彼女に、1人の男が舟を出すよう声をかけてきて…。

  • 第5話

    孫福(そん・ふく)を連れ去ったあと、周りの目を欺くために黙声(もくせい)が孫福に成りすますこととなった。顔も声もすべて完璧な黙声の変装に、この策を練った易歓(いかん)も感嘆の声を上げるのだった。誰も気づく様子がないのをいいことに、易歓と黙声は春風院にある財物をすべて奪い去るという大胆不敵な行動に出た。上機嫌で春風院をあとにした2人だったが、元州から5里ばかり進んだ所で馬車が急に停まり…。

  • 第6話

    孫福(そん・ふく)をどこに連行したのか―オボイの尋問は続いていた。自分を睨みつけるオボイに恐怖を感じる易歓(いかん)ではあったが、ここで殺されるわけにも正体を見破られるわけにもいかない。彼女は知恵を巡らせ、真実を巧妙に織り交ぜながら、でたらめな証言をする。この作り話に不信感を抱きつつも、オボイと春風院の女将はまんまと騙されてしまうのだった。その頃、易歓が失踪したことを知らされた康熙(こうき)帝は…。

  • 第7話

    易歓(いかん)は、秀女としての所作を身につけるべく稽古を課されていた。慣れぬ履き物で2刻も歩かされ嫌気が差した彼女は、勝手に休憩したり、後宮の規則を逆手に取ってたびたび稽古を中断させる始末。ふざけた態度に腹を立て、易歓を杖刑に処そうとする劉(りゅう)。慌てた易歓は、後ろ盾となるオボイの存在をちらつかせ、難を逃れるのだった。一方、侍医・李剣卿(り・けんけい)として皇宮に入った慈ケン(じけん)は…。

  • 第8話

    龍三(りゅう・さん)と会うための策として、易歓(いかん)は彼の名を書いた天灯を空に飛ばした。その夜、天灯を見て彼女の意図に気づいた龍三が。後宮に入ってからというもの、やっとの思いで果たした再会だった。彼の前ではずっと男のフリをしていた易歓だったが、どうやら途中で見抜かれていたらしい。なぜこれまで姿を見せなかったのかと尋ねる易歓。龍三は、“陛下に極秘任務を任され、数日留守にしていた”と答えるが…。

  • 第9話

    サイコロ遊びで無類の強さを誇る易歓(いかん)の戦略にはまり、康熙(こうき)帝は連戦連敗。罰として大量の酒を飲むはめになった彼は、とうとう酔い潰れてしまうのだった。おかげで易歓は、無事自分の居所へ戻ることができた。しかし、付き添ってくれた李(り)太監の耳の後ろにあるほくろを目にした彼女は、あることに気づく。そのほくろはオボイと密会していた太監にもあったもの。つまり、李もオボイの間者だったのだ…。

  • 第10話

    李(り)太監を抱き込み、眠り薬を仕込んだ手巾を寝宮に持ち込んで皇帝を気絶させた―易歓(いかん)が自分の行いを“龍三(りゅう・さん)”に打ち明けたのは、彼を信頼する弟分だと思っていたからこそだった。もちろん、その弟分が皇帝本人だとは夢にも思っていない。対する龍三こと康熙(こうき)帝は、その事実を聞くや否や険しい表情を浮かべた。易歓の無謀さを案じた彼は、そんな真似はするなと忠告するのだが…。

  • 第11話

    六師匠と傾城(けいせい)が襲われた。自分たちを襲撃した2人の黒衣の男のうち、片方は体型や目つきから、李(り)太監だろうと推測する六師匠。この一件は、易歓(いかん)に皇帝の寵愛を独占させるための策として、オボイが李太監に命じたに違いない―そうにらんだ慈ケン(じけん)は、事件とオボイの関連を探ると六師匠に約束するのだった。一方、易歓はケガを負った傾城が、うわ言で慈ケンを呼ぶ姿を見て不憫に思い…。

  • 第12話

    悪事を働くオボイを排除すべく、康熙(こうき)帝は大臣らから出された奏状を突きつけた。己を弾劾する内容を一瞥したオボイは高らかに笑い、“すべて事実無根だ”と言い放ち、奏状を康熙帝の目前で破り捨てる。彼の不遜な態度に怒り心頭の康熙帝は覚悟を決め、茶杯を壁に投げつけた。それを合図に、御書房内へ侍衛らがなだれ込む。康熙帝とオボイの戦いが始まったのだ。その頃、龍三(りゅう・さん)の身を案じる易歓(いかん)は…。

  • 第13話

    オボイ府の隠し部屋の扉には複雑な仕掛けが施されていた。中に目当ての銅箱がある可能性は極めて高い。易歓(いかん)は天に祈りつつ仕掛けの攻略に挑むのだった。一方、慈ケン(じけん)は、李定国(り・ていこく)のもとへ現状の報告に来ていた。銅箱の確保も時間の問題で、倩影(せいえい)と黙声(もくせい)が鍵を手に入れれば明復興の大業を成す日も近いと声にも力がみなぎる。ところが、定国はなぜか浮かない顔で…。

  • 第14話

    康熙(こうき)帝は、太皇太后に召された易歓(いかん)と連れ立って慈寧宮へ。毒酒を賜ることになるのではと心配する易歓をひとまず外で待たせ、先に太皇太后の前に進み出る康熙帝。一方の易歓は、康熙帝から安心せよと言われたものの気が気ではない。もし彼が説得に失敗したら逃げる心づもりだ。居所に残してある銅箱や宝物は惜しいが命には代えられないと腹を括った彼女は、状況次第ですぐに動けるよう中の会話に耳をすませ…。

  • 第15話

    易歓(いかん)は太皇太后から出された3つ目の問いの答えを導き出せずにいた。刻限までに答えられなければ、杖刑が待っている。しかし大人しく罰を受ける気などない彼女は、ダメなら逃げ出す腹積もりだった。うまく理由をでっちあげ、外で考えたいと申し出た易歓。そんな計略が練られていると知る由もない太皇太后は、その願いを聞いてやるのだった。これで慈寧宮から抜け出せると思った矢先、康熙(こうき)帝が易歓を呼び止め…。

  • 第16話

    オボイの屋敷から、彼に宛てたと思しき密書が多数見つかった。差出人が大臣たちと知って慈ケン(じけん)はほくそ笑む―康熙(こうき)帝がこの一件の調査に乗り出し、朝廷が大混乱に陥れば、彼にとっては好都合なのだ。ほどなくして複数の大臣のもとに、康熙帝から宴への招待が。何か裏がありそうだと訝しむ慈ケン。その予感通り、始めこそ和やかに始まった宴の雰囲気は、“見せたい余興がある”という康熙帝の言葉で一変し…。

  • 第17話

    易歓(いかん)と康熙(こうき)帝が抱き合うのを目にし、心中穏やかではない慈ケン(じけん)。一方の易歓は、龍三(りゅう・さん)のことは弟分としか思っていないと訴えるが、慈ケンからから一定の距離を保つよう忠告されたうえに、傾城(けいせい)にも皇帝への好意は捨てなさいとたしなめられ、言いがかりだと憤慨するのだった。そこへ康熙帝が。刺客に襲われ負傷した傾城を気にかけ、詫びとして麗嬪に封じた康熙帝は、その場で彼女に夜伽を命じる。それを聞いた易歓は…。

  • 第18話

    オボイは銅箱の秘密のすべてを康熙(こうき)帝に語った。反清勢力の秘密拠点や朝廷内に潜む逆賊の名が記された名簿が存在するというのは、康熙帝にとって朗報である。しかし、横でこの話を聞いていた易歓(いかん)は気が気でなかった。問題の銅箱を持っているのは自分自身、捜索の手が伸びてこないとも限らない。一刻も早く対処する必要があると悟った易歓は、持病の頭痛の発作を装って銅箱を隠してある永楽斎に戻ろうとするのだが…。

  • 第19話

    オボイの持つ情報網が気になるが、調査に関しては一任すると約束した以上、手を出すわけにはいかない。そこで康熙(こうき)帝は、オボイの密偵たちについての情報を得るため易歓(いかん)ら兄妹に見張りを命じる。それを知った太皇太后は、もともと都の者でないうえに、どこか疑わしい点がある2人を使うことに一抹の不安を抱くのだった。すると李(り)太監は、兄妹の素性を探ることも兼ねて自らがオボイ府に出向くと申し出て…。

  • 第20話

    オボイは憤っていた。屋敷の周りには多くの侍衛がいたはずなのに、慈ケン(じけん)らによる襲撃の最中、誰一人として駆けつけてこなかったからだ。ソンゴトゥに対し、予め襲撃を知っていただろうと問いただすオボイ。しかしソンゴトゥは、密書を盗みに入ることまでは聞いていたが、格闘になるとは思わなかったとシラを切るのだった。私怨を捨てて協力を頼んでいるのに少しも聞く気のない彼に業を煮やしたオボイは…。

  • 第21話

    山西へ向かう途上で客桟に立ち寄った康熙(こうき)帝一行。皇宮を出た開放感から、易歓(いかん)は酒を口にし、盛大に酔っ払ってしまう。男たちの前で踊り出す易歓を見て、はしたないと腹を立てた康熙帝は、彼女に近づこうとする男と小競り合いになり、ひと騒動起こしてしまうのだった。翌日になっても怒りの冷めない康熙帝と慈ケン(じけん)は、易歓を無視。憤慨する彼女に対し、傾城(けいせい)と六師匠はもっと行動に注意するよう諭すのだが…。

  • 第22話

    山西に入ってからというもの、干ばつはより深刻さを増していた。道行く民から被害が広範囲に及んでいると聞かされ、康熙(こうき)帝の表情は険しくなるばかりだった。その日の宿を求めて、とある村へ足を踏み入れた一行。だが、どうも様子がおかしい。新しい家が多いにもかかわらず、人が見当たらないのだ。村が盗賊に襲われたのかもしれないなどと、異変の原因に思いを巡らせているうちに、彼らは人の気配がする家を見つけるが…。

  • 第23話

    欽差大臣の龍三(りゅう・さん)に扮した康熙(こうき)帝らが駅館にたどり着いた。出迎えた呉応麒(ご・おうき)と石青鴻(せき・せいこう)の案内で、昏睡状態の舒建(じょ・けん)のもとへ向かおうとしたその時、彼が目覚めたとの報告が。奇跡だと皆は喜ぶが、舒建の娘・婉心(えんしん)に成りすましている傾城(けいせい)は焦りを覚えるのだった。同じ頃、劉徳昭(りゅう・とくしょう)は槐楊村に残っていた村人が失踪したことを知り、不審に思う。この一件に関わっていると思われる謎の商人の正体は、都からの密使ではないかと疑った徳昭は…。

  • 第24話

    劉徳昭(りゅう・とくしょう)は、面紗で顔を隠した女が、舒建(じょ・けん)の一人娘・婉心(えんしん)に間違いないと断言した。不正の証拠を握る舒建が死んでくれたのは幸運だったが、娘がいては安心することができない。康熙(こうき)帝の寵愛を得て後宮での地位を確立している彼女が、いずれ父親の宿敵である自分たちに復讐するのは目に見えているからだ。先手を打って、婉心の殺害を画策する徳昭と裘貴(きゅう・き)。だが、徳昭の護衛を務める孟祥和(もう・しょうか)は、この計画に戸惑い…。

  • 第25話

    救済物資を着服していないなら、蔵を開けてみろ―飢餓に苦しむ多くの民が裘貴(きゅう・き)の屋敷の前で抗議の声を上げた。騒ぎを知って駆けつけた劉徳昭(りゅう・とくしょう)は、蔵の中に銀子や食糧があるという話はでたらめだと一蹴する。すると、覆面の侠客の力を借りて蔵の中に入り込み、確かに食糧があるのを見たという者が、蔵から取ってきたと言って皆の前に米を掲げて見せた。ざわつく村民たち。思わぬ証拠を突きつけられた徳昭だったが…。

  • 第26話

    ソンゴトゥは親軍を呼び寄せるべく、舒(じょ)府をあとにした。その兵力をもって、劉徳昭(りゅう・とくしょう)を討伐するためだ。留守を預かる李(り)太監は、万が一にも康熙(こうき)帝の身に何事も起こらないよう、慈ケン(じけん)に念を押した。その一方で、康熙帝が慈ケンと易歓(いかん)に警戒心を抱いてることを伝え、くれぐれも無茶はするなと忠告するのだった。一方、本物の舒婉心(じょ・えんしん)の居場所を突き止めた孟祥和(もう・しょうか)は、周りの目を盗んで密かに会いに行き…。

  • 第27話

    裘貴(きゅう・き)の荘園にある銀庫へ向かう易歓(いかん)と康熙(こうき)帝。道に迷いはしたが、慈ケン(じけん)の助けもあり何とか目的の場所へ辿り着いた2人は、大量の銀子が隠されているのを発見する。思わず駆け寄り、手に取る易歓。すると突然仕掛けが発動、壁から無数の矢が飛び出し、頭上からは大きな石が落下した。危うく罠の餌食になりかけた康熙帝だったが、易歓の機転により事なきを得るのだった。一方で慈ケンは、易歓が真っ先に康熙帝を助けたことが気に入らず…。

  • 第28話

    劉徳昭(りゅう・とくしょう)は無実の民に濡れ衣を着せて処罰しようとしていた。これを阻止すべく、欽差大臣の龍三(りゅう・さん)こと康熙(こうき)帝らは、急ぎ太原府の役所へと向かう。笑顔で彼らを迎え入れた徳昭は、現在執り行っている裁判を見学させてほしいという龍三の申し出に難色を示すが、“劉殿の裁きの腕前を陛下に奏上したい”という言葉を聞くや、態度を翻すのだった。その後の裁判で、証拠をでっちあげられ、不本意な自白へと追い込まれる民の姿に龍三は…。

  • 第29話

    相談したい件があると劉徳昭の屋敷に招かれた龍三(りゅう・さん)。そこで、“他意はない”と差し出されたのは金銀財宝―龍三が役人の実態を調査せよという密勅を受けていると知ったうえでの賄賂だ。悪知恵の働く徳昭とはいえ、自分が買収しようとしている相手が康熙(こうき)帝その人であるとは知る由もなかった。一方、邸内への同行を禁止されたため、外で待機していた易歓(いかん)と慈ケン(じけん)の前に、1人の女性を連れた裘貴(きゅう・き)が。彼女を見た2人は…。

  • 第30話

    救援要請のため味方の駐屯地へ向かう途上、ソンゴトゥとナサイは山賊に襲われた。手練れ揃いなうえ、明らかに彼らの命を狙っていたことから見ても、単なるカネ目当ての輩ではなさそうだ。康熙(こうき)帝からの極秘任務で動いていた自分たちをなぜ待ち伏せできたのか―ソンゴトゥは、以前から怪しんでいた李(り)兄妹が刺客を差し向けたのではと疑うのだった。その頃、舒(じょ)府を発ってから10日が過ぎてもソンゴトゥが戻らないことに康熙帝は焦り…。

  • 第31話

    「どうか、彼をお許しください」。万蘇(ばん・そ)は突然、劉徳昭(りゅう・とくしょう)に対し、投獄中の孟祥和(もう・しょうか)の許しを請い始めた。いつ祥和と知り合いになったのかと、彼女に疑惑の目を向ける徳昭。裘貴(きゅう・き)の屋敷にいた時によくしてもらったのだと万蘇は言うが、徳昭は納得できないものを感じるのだった。そこへ、慌てた様子で妻の裘敏(きゅう・びん)と舒家の家職が飛び込んできた。何があったのかと問うた徳昭は、殺すはずだった麗(れい)嬪が姿を消したという家職の言葉を聞き…。

  • 第32話

    康熙(こうき)帝と易歓(いかん)は急いで林の中に身を隠した。だが、思いがけないことに伏兵が。侍衛が足止めをしているうちに、2人は急いでその場から離れようとするが、追撃を受けてしまう。苦戦の末、敵は倒した。しかし、康熙帝は敵が放った毒を吸い、意識を失ってしまうのだった。焦った易歓は口移しで薬を飲ませるが、これに味をしめた康熙帝は、苦しむフリをして口づけをせがむ。怒った易歓は、思わず彼を突き飛ばし…。

  • 第33話

    立ち寄った酒楼で、捕吏の鉄衛国(てつ・えいこく)に追い詰められた易歓(いかん)と康熙(こうき)帝。絶体絶命の状況に陥ったその時、覆面をした1人の剣客が助けに現れた。その隙に逃げ出した2人は、林の中の小屋に身を隠す。しかし、衛国の“鉄の手”による攻撃で負った易歓の傷は、思いのほか深かった。康熙帝の前では気丈に振る舞っていた彼女も、大量の出血でとうとう意識を失ってしまう。一方その頃、黙声(もくせい)から易歓が負傷したと報告を受けた慈ケン(じけん)は…。

  • 第34話

    “龍三(りゅう・さん)逃げて”と書かれた天灯を目にした康熙(こうき)帝は、易歓(いかん)が追っ手に見つかったことを悟った。恩義ある彼女をこのまま見捨ててよいのか―しかし皇帝という立場上、自らの命を危険にさらすことはできない。思い悩む彼の視線の先には、たった1人で複数の敵を相手に戦う易歓の姿が。足を刺され倒れ込んだ彼女が連れ去られるのを、物陰からただ黙って見ていることしかできない己のふがいなさに、康熙帝は怒りを覚えるのだった…。

  • 第35話

    やっとのことで都に戻った易歓(いかん)だったが、すぐさま反清同盟の逆賊と疑われて牢獄行きに。そこには身に覚えのない罪で逆賊扱いされて捕まった女子供で溢れていた。聞けば、朝廷からの報奨金欲しさに、順天府尹・甘国泰(かん・こくたい)の逆賊狩りがここ数年盛んなのだという。こんな不正がまかり通るなど許せないが、手を打つためにはここから出る必要がある。そこで易歓は、逆賊を告発すると嘘をつき、国泰の面前にまかり出る機会を得るが…。

  • 第36話

    「山西の件が片づいたら我々のことを話し合おう」―康熙(こうき)帝は易歓(いかん)にそう告げた。山西での一件を見ると、彼女は“皇帝は愛するに値しない”という考えを変えたようだ。易歓は漢族ゆえ皇后にすることはできないが、誰よりも大切に思うからこそ、康熙帝は彼女に八旗の身分を与え、後宮に迎え入れたいのだ。しかし、この申し出を易歓は拒絶する。納得がいかない様子の康熙帝に、易歓は尋ねた。「あなたは私だけの夫になれる?」と…。

  • 第37話

    太皇太后と康熙(こうき)帝は呉三桂(ご・さんけい)への進物を用意していた。開けるように促された三桂の息子・呉応熊(ご・おうゆう)と呉応麒(ご・おうき)は中を見て愕然とする。そこには父親を弾劾せんとする奏状が。すぐさま跪き、これは父を陥れるためのものだと釈明する2人。康熙帝は、三桂が謀反を企んでいるという大臣らの訴えを信じないからこそ、あえて奏状を渡すのだと言うが、その裏には傲慢な彼にクギを指す意図があった。易歓(いかん)はそうした康熙帝のやり方に怖さを感じ…。

  • 第38話

    裘貴(きゅう・き)と裘敏(きゅう・びん)は多額の懸賞金をかけ、孟祥和(もう・しょうか)と舒婉心(じょ・えんしん)の行方を追っていた。そのことは李定国(り・ていこく)ら明珠谷の師匠の知るところとなる。もし舒婉心が見つかれば、彼女に成りすましている傾城(けいせい)ばかりか慈ケン(じけん)と易歓(いかん)の身も危ない。話し合いの末、六師匠が裘貴の始末に向かうことに。その頃、ソンゴトゥと慈ケンから、259名もの役人が“逆賊の捕縛”という名目で民を不当に殺し、その“手柄”で報奨金を得ていることを知らされた康熙(こうき)帝は…。

  • 第39話

    呉応麒(ご・おうき)は湖に浮かぶ舟の中で、何者かと密会しているようだ。様子を探るべく、黙声(もくせい)は密かに舟に近づく。しかし、江湖の腕利きたちが応麒への忠誠を誓ったことは分かったが、密談相手の正体や彼らに課された任務の内容までは知ることができなかった。黙声は、湖上の舟の中という安全な場所にいながらも、具体的な人物名も口にせず、任務の内容も密書にして手渡す用心深さから、応麒は単なるひ弱な男ではないと報告するが…。

  • 第40話

    慈ケン(じけん)は、銅箱を開けるための3本の鍵の捜索を康熙(こうき)帝から命じられた。すると易歓(いかん)が、後宮の生活にも飽きたし許婚捜しもしたいから自分も一緒に行くと言い出すではないか。汚職役人を全て粛清するという約束を反故にして以来、明らかに態度が変わった易歓に、康熙帝は“ムキになるな”と諭す。しかし、反抗的な姿勢を崩さない彼女に康熙帝も怒りを露わにするのだった。その後、易歓は慈ケンから康熙帝に腹を立てるなとたしなめられ…。

  • 第41話

    康熙(こうき)帝の誕生日を祝う宴に招かれた後宮の后妃たち。各自思い思いの品を康熙帝に献上し、宴は和やかに進んでいたが、そこに易歓(いかん)の姿はなかった。そのことを皇后から問われ、たかが筆墨侍書に出る資格はないと言い放つ康熙帝。遠くからこっそり宴の様子を眺めていた易歓はそれを聞き、堪らずその場を後にするのだった。その夜、康熙帝への想いは断ち切ると決めたはずと己を叱る一方で、他の妃嬪たちへの嫉妬心で悶々とする易歓は…。

  • 第42話

    易歓(いかん)は大胆にも劉徳昭(りゅう・とくしょう)への処罰を記した勅書を偽造した。徳昭の悪行のせいで、何の罪もない彼の一族の命が失われるのを阻止するためだ。しかし、勅書の偽造は九族皆殺しに匹敵する大罪である。にも関わらず、自身の所業を猛省するどころか、無辜の人を殺すのは間違っていると非難を浴びせる易歓に、康熙(こうき)帝は激怒。ソンゴトゥを呼びつけると易歓を斬首刑に処すよう命じた。思いもよらぬ事態に驚きを隠せないソンゴトゥだったが…。

  • 第43話

    死罪は免じられたが、勅書を偽造した易歓(いかん)に下された罰は軍棍40回の刑だった。自ら刑を執行すると宣言し、臣下を下がらせる康熙(こうき)帝。居所で2人きりになった途端、易歓は少しでも処罰を軽くしようとあの手この手で康熙帝の説得を試みるのだった。一方その頃、倩影(せいえい)は師匠たちが寝入った隙に人質となっている呉応麒(ご・おうき)と側王妃を逃がそうと企てていた。応麒は、自分たちが戻ったら父が必ず攻撃してくると彼女を止めるが…。

  • 第44話

    仲間の中に呉三桂(ご・さんけい)の密偵がいるのは確かだが、李定国(り・ていこく)と慈ケン(じけん)が全員に事情を聞いてみても、それが誰なのかを裏づける証しを見つけることはできなかった。その頃、皇宮で頭痛を訴えて倒れた易歓(いかん)の意識は戻らぬままだった。あらゆる罪を許すから目覚めてくれ―易歓のそばに寄り添う康熙(こうき)帝の目から涙が零れ落ちる。その時、彼の脳裏に易歓のある言葉が浮かんだ。“持病の頭痛を治せる薬は龍珠、陛下が流す涙”だと…。

  • 第45話

    相談があるという申し出を受けて、李定国(り・ていこく)は呉三桂(ご・さんけい)のもとを訪れた。相談の内容とは、互いに争うのではなく、協力体制を取るのはどうかというもの。話し合いの末、両者は同盟を結ぶことで決着、銅箱と金の鍵についても、すべてそろった段階で中身を相応に分配するという約定を交わすのだった。その後、定国は仲間のもとに戻るが、そこで思わぬ事態が。死んだ五師匠・唐一手(とう・いっしゅ)の衣から、オボイが腹心に渡していた令牌が見つかったのだ…。

  • 第46話

    易歓(いかん)と傾城(けいせい)は、久しぶりに食事を共にしながら語り合っていた。やけに感傷的な言葉を口にする傾城を心配し、何かあったのかと尋ねる易歓。しかし傾城は、明珠谷で過ごした日々と仲間が懐かしいだけだと微笑むばかり。そして、今夜は存分に飲みたいと、易歓と自分の杯にゆっくりと酒を注ぐのだった。その頃、傾城が呉三桂(ご・さんけい)の密偵である可能性が高いことを知った慈ケン(じけん)は、易歓の身を案じて急ぎ馬を走らせていた…。

  • 第47話

    康熙(こうき)帝が自分を始末したいと思っている―そう傾城(けいせい)から知らされた呉三桂(ご・さんけい)は憤った。天下を取った途端、用済みとばかりに功臣の自分を除こうなど恩知らずも甚だしい。呉三桂は“北京で余生を送れ”という勅命に逆らって雲南に留まると同時に、密偵の傾城に康熙帝の暗殺を命じることを決意する。一方、孟祥和(もう・しょうか)と舒婉心(じょ・えんしん)は、慈ケン(じけん)との約束通り人里離れた場所でひっそりと暮らしていた。だが、劉徳昭(りゅう・とくしょう)らが斬首刑に処されたと知った2人は…。

  • 第48話

    公然と命令に背いた呉三桂(ご・さんけい)への怒りが治まらない康熙(こうき)帝。永和宮を訪れ、呉三桂への不満を吐きだした彼は、傾城(けいせい)が止めるのも聞かずに大酒を飲み、酔い潰れて眠ってしまう。それを暗殺の好機と見た六師匠・雪衣居士(せついこじ)は、用意した毒薬を飲ませようと彼に近づくが、事態は予想もしない展開に。泥酔しているはずの康熙帝から反撃をくらったのだ。驚きと混乱の中、ようやく雪衣居士は芝居を打たれたのだと気づくが、後の祭りで…。

  • 第49話

    捕らえられた易歓(いかん)を救出しようとする倩影(せいえい)に、呉応麒(ご・おうき)は令牌を差し出した。それは、雲南を出る際に必要となる物。このことが露見すれば、応麒はまたもや自分のせいで、父から罰を受けることになってしまうとためらう倩影。応麒はそんな彼女を安心させるかのように、朝廷に背く大罪を犯す父をこれ以上見たくない自分のためでもあるのだと言い聞かせるのだった。その晩、倩影と黙声(もくせい)は、居福閣に軟禁されている易歓の救出を試みるが…。

  • 第50話

    慈ケン(じけん)と傾城(けいせい)は、斬首の命令の撤回がかなわなかったと雪衣居士(せついこじ)に告げた。案に違わず激昂し、必ずお前たちの正体を明かすとわめく雪衣居士。2人は、秘密の暴露を思い留まらせようとするが、雪衣居士は耳を貸さず、処刑を中止できない場合はお前たちを道連れにして死ぬと言い放つのだった。刑が執行される前日、慈ケンは慈航薬舗で師匠らに事の次第を伝えた。すると李定国(り・ていこく)は、刑場に向かう途中で雪衣居士を殺す計画を立て…。

  • 第51話

    康熙(こうき)帝が慈ケン(じけん)と易歓(いかん)の素性を疑い、身元調査に乗り出した。このままでは己の立場も危うくなってしまうと、李徳福(り・とくふく)は気が気ではない。密かに兄の李定国(り・ていこく)を呼び出した彼は、康熙帝が李兄妹に疑念を抱いていると告げ、“易歓は陛下を愛し、剣卿(けんけい)は嫉妬心を隠し切れずにいる”と訴える。そして、一刻も早く2人を紫禁城から撤退させねば大変なことになると忠告するのだった。これに驚いた定国は、慈ケンと易歓を直接問い詰めるのだが…。

  • 第52話

    賭場に康熙(こうき)帝を置き去りにし、再び1人で都をぶらつき始めた易歓(いかん)は、銀子を盗もうとした物乞いの少年を捕らえた。彼の名は小武(しょうぶ)。聞けば、彼の仲間もみな災民で何日も食べ物を口にしておらず、盗みを働くしかなかったという。事情を知った易歓は、全員に麺をふるまうことに。易歓に感謝しながら、久しぶりの食事を堪能する一同。その様子を近くで見ていた男が。銭富男(せん・ふうき)―小武いわく、人を蔑むために施しをするような奴だというが…。

  • 第53話

    共に帰らぬ限りどこまでもついていくという康熙(こうき)帝に根負けし、皇宮へ戻ることに同意した易歓(いかん)。これで失踪の件は落着したものの、己の立場を考えず素性の分からぬ娘のために政務を投げ出して追いかけた康熙帝の愚行に、太皇太后は怒りをにじませる。そして、李徳福(り・とくふく)に“皇宮に第二のドンゴ妃を出現させることは許さぬ”と強く命じるのだった。その頃、皇后は、康熙帝が夜中に宮門を開け、堂々と易歓を連れ帰ったことに難色を示し…。

  • 第54話

    太皇太后はホンタイジの宝剣を手に取ると、何のためらいもなく銅箱に向かって振り下ろした。突然の出来事に驚く康熙(こうき)帝だったが、次の瞬間、真っ二つになった銅箱を目にして唖然とする。易歓(いかん)から手渡されたそれは、偽物だったのだ。言葉が出ない康熙帝に向かって太皇太后は問う―“これでも易歓が忠実な臣下だと言うのか?”と。一方、迷魂散の毒により乱心したはずのオボイが、実は仮病であったことに衝撃を受けたソンゴトゥは…。

  • 第55話

    易歓(いかん)は、自分たちの正体が露見したのか否かを探るため、康熙(こうき)帝がいる懋勤殿を訪れる。束の間語り合った2人―康熙帝はこの時すでに何もかも知っていたものの、それをおくびにも出さなかった。慈ケン(じけん)に“康熙帝の様子に変化はない”と報告する易歓。彼女には、自分を見つめる慈ケンの顔が、疲れのためか何となく悲しそうに見えたことが気にかかっていた。一方その頃、康熙帝は、慈ケンと易歓が自分に刃を向ける悪夢にうなされ…。

  • 第56話

    オボイと内通したうえに、逆賊である李(り)兄妹にも情報を流していたと自白した李徳福(り・とくふく)。斬首に値する大罪だが、自ら李兄妹の正体を告発したことを忠誠心が残っている証しだと見た康熙(こうき)帝は、長年、皇族に仕えたことも考慮して徳福を赦免した。しかし、一連の告発は、徳福が助かるようにと慈ケン(じけん)が考えた策だった。慈ケンの傑物ぶりを目の当たりにした徳福は、彼が自分と共に康熙帝を補佐してくれればどれほどよいかとため息をつき…。

  • 第57話

    慈ケン(じけん)との婚儀を明日に控えながら、黙声(もくせい)と倩影(せいえい)の力を借りて逃亡を図ろうとした易歓(いかん)。しかし、あえなく慈ケンに見つかってしまう。逃亡を阻止するために先回りしていたかのように見えたが、結婚を無理強いする気などなかった慈ケンは、実は最初から彼女を逃がすつもりだったのだ。「最後に」―と前置きし、慈ケンは尋ねた。「長年、一緒に過ごしてきた私より康熙(こうき)帝を選ぶのか? 一度も私に心は動かなかったか?」。易歓の答えは…。

  • 第58話

    自分に嫁ぐと約束したはずの易歓(いかん)が婚儀を土壇場で逃げ出し、康熙(こうき)帝と口づけを交わしているのを目にした慈ケン(じけん)の怒りは計り知れなかった。康熙帝に刀を向け、一度去ってからまた戻ってきたのは、こうして屈辱を味わわせるためかと易歓を怒鳴りつける慈ケン。このままでは康熙帝の身に危険が。易歓は彼を助けるため、大兄さんに嫁ぐと訴えるも、それを康熙帝が許すはずもない。怒り心頭の慈ケンは“男なら戦って勝ち取れ”と康熙帝に迫り…。

  • 第59話

    明復興を諦めるように説得できたら、本当に明珠谷の人々を罪に問わないのか―不安げな表情を浮かべたまま、易歓(いかん)は尋ねた。“もちろんだ”と断言する康熙(こうき)帝。そのうえで彼は、慈ケン(じけん)や李定国(り・ていこく)らには政務で力を貸してほしいと思っているとも告げるのだった。清と明珠谷を和解に導けるのは自分たち2人だけ。康熙帝と易歓は、何があろうと互いを信じて助け合い、決して相手を疑わず、傷つけたりもしないと約束を交わし…。

  • 第60話

    李定国(り・ていこく)たちが潜む拠点へと戻った易歓(いかん)は、すぐさま彼らの前に跪くと独断で康熙(こうき)帝に会いに行ったことを詫び、今は明を復興させるよりも清の朝廷に協力すべきだと進言した。明朝を裏切るかのような易歓の言葉に激怒する定国。しかし、彼女は引き下がろうとはせず、なおも康熙帝は国のみならず天下の民をも憂う立派な皇帝だと訴えるのだった。不倶戴天の敵を称賛する易歓に我慢がならず、定国はそばにあった刀を彼女に突きつけ…。

  • 第61話

    永楽斎を訪れた太皇太后と皇后は、易歓(いかん)の看病に勤しむ康熙(こうき)帝の姿を目にして愕然とし、自分たちの来訪を気にも留めないことに苛立ちを覚える。皇帝ともあろう人が、逆賊の易歓を自ら連れ戻したうえに看病まで―皇宮の者が何と思うかと責め立てる皇后を、康熙帝は“黙れ”と一喝するのだった。その様子を見て嘆く太皇太后は、易歓のことを忘れる決心をしたはずだと訴えるも、当の康熙帝は易歓のそばを離れようとせず…。

  • 第62話 (最終話)

    易歓(いかん)に治療を施すため、慈ケン(じけん)はすべての気を使い果たした。この功績を盾に囚人である己の命乞いをする気はないものの、彼は康熙(こうき)帝にある頼み事をする。それは、命を救ったのが自分であることを易歓には言わないでくれ、というものだった。このことに負い目を感じて苦しんでほしくない―彼女を想うがゆえの望みである。その後、間もなく、慈ケンは血を吐き、意識を失った。康熙帝は、最上の薬を与えて慈ケンを救うよう、李徳福(り・とくふく)に命じ…。

作品詳細

晋王・李定国(り・ていこく)は、清国に寝返った呉三桂(ご・さんけい)の軍勢に取り囲まれていた。今まさに明王朝の灯火が消えようとするなか、彼は皇太子の誕生に国家存続の望みをかけ、兵たちに城壁の死守を命じる。明の皇帝・朱由榔(しゅ・ゆうろう)も「赤子が娘なら、自らあの世へ旅立つ」と覚悟を決め、世継ぎ誕生の知らせを待っていた。やがて響いた運命の産声―皇后に付き添う侍医・樊離(はん・り)の腕の中には、女の赤子がいた。樊離はすぐさま赤子を連れて晋王妃のもとへ向かうと、直前に誕生した王子との交換を要求。こうして“偽りの皇太子”は皇帝とともに、城外へと逃げ延びたのだった。一方、呉三桂の攻め入った城内に残された“明朝最後の公主”は…。

キャスト

ヤン・ズー チン・ジュンジエ シュー・チャン マオ・ズージュン スーチン・ガオワーハン・チェンユー リウ・シュエイー アレン・レン スン・ウェイ ホー・ジョンホァ

スタッフ

[監督]ジュー・シャオジエ/ジョウ・ユエンジョウ[脚本・プロダクションデザイン]リー・ヤーリン[撮影]スン・ヨンチン[美術]ジョン・ジーポン[スタイリスト:シャーリー・チャン[衣装デザイン]ファン・スーザー[音楽]ハイ・レイ/タン・シュエン

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スーチン・ガオワー
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