葬式の名人
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葬式の名人

かつての同級生の通夜で集まった仲間たち―。遠ざけた青春の記憶がよみがえる

2018年 99分

予告編

作品詳細

前田敦子×高良健吾×原案:川端康成 最高のキャスト、スタッフで描き出す文豪・川端康成の世界観。

大阪府茨木市―。簡素なアパートで息子・あきおと二人で暮らしている28歳・渡辺雪子。ある日、そんな雪子のもとに、茨木高校時代の同級生・吉田創の訃報が届く。通夜のために、10年ぶりに集まった旧友たち。緒方、みさ、島村、ゆうは思いがけぬ再会に戸惑いを隠せないでいた。そこへ駆け込んできたのが、野球部で吉田とバッテリーを組んでいた豊川大輔。高校時代、ピッチャーだった吉田は、甲子園進出をかけた地方予選の決勝で右腕を故障して途中棄権、野球の道も断念していた。女房役として苦楽を共にしてきた豊川は、その無念を慮り、「お通夜の前に吉田をもう一度、母校へ連れて行ってやりたい」と、吉田を棺桶に納めて全員で高校へ向かうことに。棺桶をかついで、茨高に到着した一同。思い出話に花を咲かせて盛り上がるが、斎場が混み合っていてお通夜ができないということが判明する。そこで豊川は、学校内を使って自分たちでお通夜を行うことを決断。そんな中、ずっと複雑な表情を浮かべている雪子。そしてお通夜の席で、横たわる吉田を前にして、息子のあきおに本当のことを告げる。「ここにいる人は、あきおのパパやねん。アメリカから帰って来て、今日、交通事故で死んで…」やがて夜を迎え、野球部の部室で通夜振る舞いを開く。本音を語り合うことでようやく打ちとけ、ぎこちなかった心の距離感を埋めた雪子たち。そして、自分に言い聞かせるようにこう言う。「過去のことは忘れて、前を向いていこう!」雪子の発案で、吉田を納めた棺桶をかついで夜の学校をまわることになったのだが、吉田の遺体がどこかに消えてしまう。学校中を探し回る一同。手がかりが見つからず、一旦部室に戻る雪子と豊川。するとあきおが、吉田と一緒に眠りこけていた。安心した雪子と豊川も横になるが、ふと目を覚ますと不思議な世界に引き込まれていた。

スタッフ

[原案]川端康成[脚本]大野裕之[監督]樋口尚文[音楽]上野耕路

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