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将夜 戦乱の帝国
将夜 戦乱の帝国
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将夜 戦乱の帝国

『神龍〈シェンロン〉‐Martial Universe‐』『海上牧雲記 3つの予言と王朝の謎』に続く、破格の中国歴史アクション超大作!千年に一度訪れ、地上を漆黒の世界に変えるという“永夜”。忌まわしき闇を切り裂く英雄の物語が、いま幕を開ける!!

2018年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第0話

    「北の空に凶兆が現れました―永夜が訪れます」。衛光明(えい・こうめい)は、冥王の子を討って昊天の民を救うべきだと進言する。彼の持つ不思議な力は、冥王の子が唐(とう)国の林(りん)府にいることを示していた。一方、唐国では、戦場でのある出来事をめぐり、林将軍と夏候(か・こう)将軍が対立し…。

  • 第1話

    天啓15年、金帳王庭(きんちょうおうてい)の単于(ぜんう)が急逝し、唐(とう)国から嫁いだ李漁(り・ぎょ)が殉葬されることに。彼女は密かに逃走を試みるが、計画はあえなく露見してしまう。差し向けられた追っ手に馬車を包囲され、万事休すかと思われたその時、何者かが放った短刀が生き物のように宙を舞い…。

  • 第2話

    渭(い)城の馬(ば)李将軍は、渋る李漁(り・ぎょ)を説得し、彼女を都まで護送する案内役に寧缺(ねい・けつ)を据えた。一方、李漁が金帳王庭(きんちょうおうてい)を脱出したことを知った唐(とう)国の夏候(か・こう)大将軍は、妹・夏天(か・てん)の身を案じ「李漁はお前の命を狙うぞ」と忠告し…。

  • 第3話

    渭(い)城の馬(ば)李将軍は、渋る李漁(り・ぎょ)を説得し、彼女を都まで護送する案内役に寧缺(ねい・けつ)を据えた。一方、李漁が金帳王庭(きんちょうおうてい)を脱出したことを知った唐(とう)国の夏候(か・こう)大将軍は、妹・夏天(か・てん)の身を案じ「李漁はお前の命を狙うぞ」と忠告し…。

  • 第4話

    新たに清運司の長となった張貽キ(ちょう・いき)は、街の住人たちに立ち退きを命じた。しかし、そこは魚龍幇幇主・朝小樹(ちょう・しょうしゅ)の縄張り。底知れぬ実力を持った剣客と噂される彼が、おめおめと引き下がるはずもなかった。同じ頃、都に辿りついた寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)は…。

  • 第5話

    「そなたを嫁がせたことを悔いておる」―唐(とう)国の君主・李仲易(り・ちゅうえき)は、娘の李漁(り・ぎょ)に告げた。それを聞き、涙する李漁。やがて、口を開いた彼女は、夏候(かこう)の解放を要求するのだった。一方、貸家で商売を始めた寧缺(ねい・けつ)のもとに、朝小樹(ちょう・しょうしゅ)が…。

  • 第6話

    弟分の卓爾(たくじ)を殺したのは、張貽キ(ちょう・いき)の手下だった。報告を受けた朝小樹(ちょう・しょうしゅ)は、張貽キを討ち、卓爾の仇を取ることを誓うのだった。一方、寧缺(ねい・けつ)も、15年前に起きたとある事件がきっかけで張貽キを追っていた。明日、とどめを刺す―そう決意した寧缺だったが…。

  • 第7話

    雷鳴轟く土砂降りのなか、群がる敵をたった2人で斬り伏せた朝小樹(ちょう・しょうしゅ)と寧缺(ねい・けつ)。家路を辿る足下もおぼつかないほど疲労困憊の彼らの前に、王景略(おう・けいりゃく)が現れた。矢を射かける寧缺だったが、技量の差は歴然。2人が死を覚悟したその時、思いもよらぬ助っ人が…。

  • 第8話

    魚龍幇は、唐(とう)国の君主たる李仲易(り・ちゅうえき)が、街の情報を集めるために作らせた組織なのだという。その言葉に、朝堂に集まった重臣たちは驚きの声を上げ、顔色を失うのだった。一方、王宮へと出向いた寧缺(ねい・けつ)は、秘密の任務を遂行する侍衛―暗侍衛として登用されることに…。

  • 第9話

    魚龍幇は、唐(とう)国の君主たる李仲易(り・ちゅうえき)が、街の情報を集めるために作らせた組織なのだという。その言葉に、朝堂に集まった重臣たちは驚きの声を上げ、顔色を失うのだった。一方、王宮へと出向いた寧缺(ねい・けつ)は、秘密の任務を遂行する侍衛―暗侍衛として登用されることに…。

  • 第10話

    配下の苦労をねぎらい、酒を振る舞う崇明(すうめい)。しかし、杯に口をつけた男たちは苦しみだし、やがて息絶えた。復国会の情報が洩れることを恐れた崇明が、手下を皆殺しにしたのだ。一方、「完全に落ちた」と諦め顔の寧缺(ねい・けつ)が、一縷の望みをかけて試験結果を確認しに行ってみると…。

  • 第11話

    余レン(よ・れん)教官から旧書楼の決まりについて説明を受ける寧缺(ねい・けつ)たち。彼女によると、旧書楼の2階に収められている書物は、読むことはできても記憶することができないばかりか、修行の経験がない者が学ぼうとすると大変なことになるのだという。書院の学生たちが手近にあった書物をめくってみると…。

  • 第12話

    余レン(よ・れん)教官から旧書楼の決まりについて説明を受ける寧缺(ねい・けつ)たち。彼女によると、旧書楼の2階に収められている書物は、読むことはできても記憶することができないばかりか、修行の経験がない者が学ぼうとすると大変なことになるのだという。書院の学生たちが手近にあった書物をめくってみると…。

  • 第13話

    余レン(よ・れん)教官から旧書楼の決まりについて説明を受ける寧缺(ねい・けつ)たち。彼女によると、旧書楼の2階に収められている書物は、読むことはできても記憶することができないばかりか、修行の経験がない者が学ぼうとすると大変なことになるのだという。書院の学生たちが手近にあった書物をめくってみると…。

  • 第14話

    顔粛清(がん・しゅくけい)が待ち受ける臨湖小築に足を踏み入れた寧缺(ねい・けつ)。広々とした茶館に、2人の他、何者の姿もない。寧缺に問われた顔粛清は、林(りん)将軍の一件を処理したのは唐(とう)王の弟・李沛言(り・はいげん)だと明かすが、すぐさま飛刀を放ち襲いかかってくる。大念師・顔粛清の実力は凄まじく…。

  • 第15話

    顔粛清(がん・しゅくけい)との死闘、そして朱雀の出現によって深手を負っていた寧缺(ねい・けつ)は、陳皮皮(ちん・ひひ)が与えてくれた秘薬・通天丸のおかげで一命を取り留めたのだった。同じ頃、陸晨迦(りく・しんか)は、唐(とう)国へと旅立つ隆慶(りゅうけい)との別れを惜しんでいた。そこへ葉紅魚(よう・こうぎょ)が現れ…。

  • 第16話

    顔粛清(がん・しゅくけい)との死闘、そして朱雀の出現によって深手を負っていた寧缺(ねい・けつ)は、陳皮皮(ちん・ひひ)が与えてくれた秘薬・通天丸のおかげで一命を取り留めたのだった。同じ頃、陸晨迦(りく・しんか)は、唐(とう)国へと旅立つ隆慶(りゅうけい)との別れを惜しんでいた。そこへ葉紅魚(よう・こうぎょ)が現れ…。

  • 第17話

    自身への暗殺を企てた報復として、夏侯(か・こう)は燕(えん)国の軍営を襲撃させた。配下の林零(りん・れい)は、夏侯の独断を唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)がどう思うか案じるのだった。一方、当の李仲易は、御書房に侵入し、“彼方で咲き誇る花”と書き残した何者かの捜索に血道をあげていた…。

  • 第18話

    自身への暗殺を企てた報復として、夏侯(か・こう)は燕(えん)国の軍営を襲撃させた。配下の林零(りん・れい)は、夏侯の独断を唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)がどう思うか案じるのだった。一方、当の李仲易は、御書房に侵入し、“彼方で咲き誇る花”と書き残した何者かの捜索に血道をあげていた…。

  • 第19話

    華山岳(か・さんがく)に挑まれた酒の飲み比べに勝利した隆慶(りゅうけい)は、丁寧な口調ながらも唐(とう)国の者を見下したような発言を繰り返した。そして、桑桑(そうそう)に目を止めた彼は、侍女を譲るよう寧缺(ねい・けつ)に迫るのだった。「桑桑を渡す気はない」と答える寧缺。2人の舌戦は次第に熱を帯び…。

  • 第20話

    「受けてみたいんです、二層楼の試験を」。そう告げた寧缺(ねい・けつ)は、余レン(よ・れん)に指導を請う。その決意が生半可なものではないと見てとった余レンは、「そこまで覚悟があるなら挑戦しなさい」と、寧缺の背中を押すのだった。今年の試験は、夫子(ふうし)自らが考案したという。しかし、その試験の内容は一見風変わりなもので…。

  • 第21話

    符道の才能をも秘めた書の天才―その正体が寧缺(ねい・けつ)だと確信した顔瑟(がん・しつ)は、何としても彼を自分の弟子にしようと動き出す。一方、当の寧缺は書院の試験の真っ最中だった。“洞玄上境”に至っていなければ突破できないという柴門を前に苦戦する寧缺。手の打ちようのないまま、時は刻々と流れ…。

  • 第22話

    符道の才能をも秘めた書の天才―その正体が寧缺(ねい・けつ)だと確信した顔瑟(がん・しつ)は、何としても彼を自分の弟子にしようと動き出す。一方、当の寧缺は書院の試験の真っ最中だった。“洞玄上境”に至っていなければ突破できないという柴門を前に苦戦する寧缺。手の打ちようのないまま、時は刻々と流れ…。

  • 第23話

    「真の屈辱です」―寧缺(ねい・けつ)に敗れ、唐(とう)国を離れる隆慶(りゅうけい)を見送る者はいなかった。彼は、必ずや唐の都をこの手で滅ぼしてやると誓うのだった。そんななか、寧缺(ねい・けつ)が行方不明に。街中を探しても手掛かりが得られず、困った桑桑(そうそう)は李漁(り・ぎょ)に助けを求め…。

  • 第24話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第25話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第26話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第27話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第28話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第29話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第30話

    親王・李沛言(り・はいげん)、大将軍・夏侯(か・こう)、そして西陵(せいりょう)が寧缺(ねい・けつ)を狙っている。そう語った陳皮皮(ちん・ひひ)は、自分と兄弟子たちが必ず守ってやると、寧缺に約束した。新入りの寧缺を連れて、師兄と師姉たちへの挨拶回りをする陳皮皮。夫子(ふうし)の直弟子たちは、いずれも一風変わった人物ばかりで…。

  • 第31話

    「必ずや生きて戻れ」。曹知風(そう・ちふう)教官の言葉を胸に、寧缺(ねい・けつ)をはじめとする書院の弟子たちは荒原へと旅立った。同じ頃、顔瑟(がん・しつ)は、ある男の“気”を感じ取る。「朱雀が動いた。奴が現れたようだ」―顔瑟の驚神陣をものともせず、衛光明(えい・こうめい)が唐(とう)の都に姿を現したのだ…。

  • 第32話

    琿圓(こんえん)を王座に据える方法がある―何明池(か・めいち)は、そう言って李漁(り・ぎょ)に近づいた。王后・夏天(か・てん)が荒原の出身であると暴き、彼女の子である第六王子の即位を阻もうというのだ。何明池のしたたかさに興味を引かれた李漁は、その計画を遂行するよう命じ…。

  • 第33話

    寧缺(ねい・けつ)を始末せよという掌教からの伝言を聞き、夏侯(か・こう)は、「私は西陵(せいりょう)の犬ではない」とはねつけた。しかし、使者である程立雪(てい・りつせつ)は顔色ひとつ変えずにいなすと、不思議な話を始める。20年前に死んだ夏侯の師匠・蓮生(れんせい)が、魔宗の里で生き延びているというのだ…。

  • 第34話

    「これを書いた十三先生を尊敬しているわ」―「鶏の汁物」の書に心酔する莫山山(ばく・さんさん)の言葉を聞き、寧缺(ねい・けつ)は身分を偽ったことを後悔し始めていた。一方、唐(とう)の王宮内では、密かに夏天(か・てん)のもとを訪れた魔宗の長老・老三(ろうさん)の存在が、波乱を巻き起こしつつあった…。

  • 第35話

    琿圓(こんえん)を国王にするか、夏天(か・てん)を抹殺するか―何明池(か・めいち)に迫られ、李漁(り・ぎょ)は王后を討ち取るよう指令を下す。同じ頃、封鎖された御書房には、老三(ろうさん)と唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)、そして夏天がいた。老三は小六子(しょうりくし)に王座を譲るよう唐王に要求し…。

  • 第36話

    どうやら2人とも「明字巻天書」を捜しているらしい。そう気づいた寧缺(ねい・けつ)と莫山山(ばく・さんさん)は手を組むことに。一方、衛光明(えい・こうめい)の弟子となった桑桑(そうそう)は、早くも才能を開花させる。衛光明は言う。「お前は光の子で光明殿の新たな主人―未来の大神官なのだ」と…。

  • 第37話

    魔宗の里を目指す寧缺(ねい・けつ)と莫山山(ばく・さんさん)の前に、隆慶(りゅうけい)が現れた。賭けをしようと持ちかけた隆慶は、城を3つ差し出すかわりに、桑桑(そうそう)を寄こせと言う。加えて、敗者は己の気海雪山を破壊し、それが寧缺だった場合は書院を、隆慶ならば西陵(せいりょう)を去ることが条件に…。

  • 第38話

    葉紅魚(よう・こうぎょ)が放った無数の氷の刃が、寧缺(ねい・けつ)と莫山山(ばく・さんさん)を襲う。その激しい攻撃から2人を救ったのは、あの不思議な傘だった。防戦一方の寧缺の体から滴り落ちた血が、余レン(よ・れん)に手渡された指輪に落ちる。すると大地が鳴動し、見る間に大明湖の水が引き始め…。

  • 第39話

    蓮生(れんせい)に挑む寧缺(ねい・けつ)。だが、力の差は歴然としていた。助太刀に入った葉紅魚(よう・こうぎょ)が奇策を弄して蓮生の気勢を削ぎ、莫山山(ばく・さんさん)も塊塁大陣で応戦するが、敗色は濃厚だった。薄れゆく意識のなか、壁に刻まれた紋章に目を止めた寧缺は、あることに気がつき…。

  • 第40話

    遂に対峙した衛光明(えい・こうめい)と顔瑟(がん・しつ)。碁盤を挟み、飄々とした風情で言葉を交わす2人だったが、ふとしたことがきっかけで互いの強大な“気”がぶつかり合う事態に。だが、それも一瞬のこと―やがて、食事を終えた顔瑟は穏やかな口調でこう告げた。「明日、決着をつけよう」と…。

  • 第41話

    満天の星空の下で対峙した衛光明(えい・こうめい)と顔瑟(がん・しつ)は、森羅万象の真理を理解するに至った。穏やかな表情で歩み寄り、手を重ねる2人。するとその体は光を放ち、天空へと消えていった。一方、魔宗の里の出口を探していた寧缺(ねい・けつ)たちの前に、魔宗の聖女・唐小棠(とう・しょうとう)が立ちはだかり…。

  • 第42話

    仇敵・夏侯(か・こう)に打ち勝つ方法を尋ねた寧缺(ねい・けつ)。しかし李慢慢(り・まんまん)はその問いには答えず、夏侯の居城である土陽(どよう)城に乗り込むことを勝手に決めてしまうのだった。同じ頃、陸晨迦(りく・しんか)は、自暴自棄となり雪原をさまよう隆慶(りゅうけい)に追いすがり、懸命に力づけようとしていた…。

  • 第43話

    夏侯(か・こう)は“知命”に迫る実力を持っている。その事実に慄然とする寧缺(ねい・けつ)。李慢慢(り・まんまん)は、修練を積めば5年後には勝てるだろうと励ますが、寧缺の焦りが消えるはずもなかった。そんななか、許世(きょ・せい)将軍のもとに、寧缺が張貽キ(ちょう・いき)らを殺した下手人であるとの密書が届き…。

  • 第44話

    林零(りん・れい)が寧缺(ねい・けつ)に討たれたとの知らせを受け、裁決大神官は怒りをたぎらせていた。隆慶(りゅうけい)に続き、西陵(せいりょう)の密使であった林零までも敗れたのだ。裁決大神官は寧缺を罪人に仕立て上げ、唐(とう)国と夫子の名誉をも地に落とそうと画策するのだった…。

  • 第45話

    桑桑(そうそう)の足に桑の葉の形をした“あざ”があるのを見て、曽静(そう・せい)の妻は、彼女こそが生き別れとなった自分の娘であると確信した。桑桑との同居を望む曽夫妻に対し、彼女は「私が家を守ると、若君に約束したの」と言い、老筆斎を離れようとしない。そんななか、寧缺(ねい・けつ)が唐(とう)の都に帰還し…。

  • 第46話

    後山へ戻り、師兄師姉にあいさつ回りをする寧缺(ねい・けつ)。そのなかで彼は、新しい刀と莫山山(ばく・さんさん)への贈り物を作ってほしいと依頼するのだった。然る後、山山に唐(とう)の都を案内していた寧缺は、見知らぬ僧に声をかけられる。山山によるとその男は、爛柯(らんか)寺の高僧・観海(かんかい)だというのだが…。

  • 第47話

    莫山山(ばく・さんさん)にはかなわない―寧缺(ねい・けつ)を彼女に委ねて身を引く決意を固めた桑桑(そうそう)は、こっそりと老筆斎を後にする。そして、山山のもとを訪れ、「若君のお嫁さんになってください」と告げるのだった。一方、遅まきながら桑桑の家出に気づいた寧缺は、彼女の捜索を斉四(さいし)に頼み…。

  • 第48話

    寧缺(ねい・けつ)にふさわしいのは、莫山山(ばく・さんさん)か桑桑(そうそう)か。後山では議論が白熱し、李慢慢(り・まんまん)と君陌(くんはく)が一触即発の事態に。しかし、当の寧缺自身、どちらを妻として選ぶべきか決めきれずにいた。そんな彼は、陳皮皮(ちん・ひひ)に、とある質問を投げかけ…。

  • 第49話

    「これが私の定めなのね」―莫山山(ばく・さんさん)は、寧缺(ねい・けつ)との思い出に浸りながらも、彼との別れが現実なのだと、強く感じてもいた。一方、曲ジ(きょくじ)大師は、月輪(げつりん)国へと戻った道石(どうせき)の亡骸と対面し、「死をもって償わせてやるぞ」と、寧缺への復讐を誓うのだった…。

  • 第50話

    夫子(ふうし)の張った結界により、寧缺(ねい・けつ)は思過崖に閉じ込められてしまった。そこは洞窟のようになっており、寧缺が悟りを開いて結界を破らない限り、出てくることはできないのだという。その知らせを聞いた西陵(せいりょう)の裁決大神官は、あまりに厳しい処置に不信感を抱き、夫子の真意を探るよう命じるが…。

  • 第51話

    陳皮皮(ちん・ひひ)は思過崖を訪れ、寧缺(ねい・けつ)に2人の客が来ていると告げた。1人は書院に入ることを願う魔宗の聖女・唐小棠(とう・しょうとう)。もう1人は南晋(なんしん)剣閣の柳亦青(りゅう・えきせい)―剣聖・柳白(りゅう・はく)の弟である。彼は寧缺との手合わせを望み、書院の門前で待ち続けていたが…。

  • 第52話

    南海の果てで知守観観主・陳某(ちん・ぼう)と対話を続けるうち、ある物を託された隆慶(りゅうけい)は、知守観に赴き修行することを決意するのだった。一方、夫子(ふうし)の結界を破り、思過崖を脱出した寧缺(ねい・けつ)は、師兄師姉たちから温かく迎えられていた。しかし、夫子は「引き続き思過崖に籠もれ」と命じ…。

  • 第53話

    通天丸を使えば、すぐさま“武道巓峰(ぶどうてんほう)”の境界に達することができる―程立雪(てい・りつせつ)はそう告げる、丸薬の入った小瓶を夏侯(か・こう)へと手渡した。同じ頃、ようやく知守観にたどり着いた隆慶(りゅうけい)は、7巻の天書を前に、改めて寧缺(ねい・けつ)への復讐を誓うのだった…。

  • 第54話

    一体なぜ、兄を恨んでいるの?―王妃・夏天(か・てん)はこう問いかけ、答えた寧缺(ねい・けつ)に対し、「でも、私の兄には遠く及ばない」と、忠告の言葉を返した。そして自ら魔宗の出だと明かすのだった。強大な敵である夏侯(か・こう)との決闘は近い。必勝を期す寧缺は、ある仕掛けを施すため動き始める…。

  • 第55話

    師兄師姉たちの協力で新たなる武器・火符加鉄罐(かふかてつかん)の開発も成功し、雁鳴湖に防御の陣を張る作業も終わりが見えた。寧缺(ねい・けつ)と夏侯(か・こう)の対決は目前に迫っていた。一方、隆慶(りゅうけい)は、洞窟で出会った謎の聖人から、知守観に保管されている通天丸を盗んでのんでしまえと唆され…。

  • 第56話

    知守観観主の息子であり、夫子の十二番目の直弟子でもある陳皮皮(ちん・ひひ)が、魔宗の聖女・唐小棠(とう・しょうとう)に想いを寄せる―それはまさに禁断の恋だった。だが、兄弟子の本心を知った寧缺(ねい・けつ)は、この恋を応援するのだった。そんななか西陵に、知守観の葉青(よう・せい)が長年の苦行を終えたとの知らせが…。

  • 第57話

    妹・夏天(か・てん)のもとを訪れ、16年前の因縁に片をつけると語った夏侯(か・こう)。「息災でお過ごしください」という彼の最後の言葉は、まるで終の別れを告げたかのように響くのだった。同じ頃、鴈鳴湖畔の寧缺(ねい・けつ)の屋敷に、夏侯からの文が届いく。そこには“明日、必勝居で待つ”と記されていた…。

  • 第58話

    道門の書に通じた道痴・葉紅魚(よう・こうぎょ)に、桑桑(そうそう)の指導を依頼する寧缺(ねい・けつ)。それは、光明大神官となる桑桑に多くを学ばせるためばかりでなく、彼女が悩まされている寒疾を和らげてやりたいという優しさだった。一方、なかなか修行の成果が出ない隆慶(りゅうけい)は、相手の力を吸い取る灰眼の術を習得し…。

  • 第59話

    15年前、林光遠(りん・こうえん)を無実の罪に陥れた―親王・李沛言(り・はいげん)は、そう告白して、自ら爵位の返上を申し出た。これを受け、唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は夏侯(か・こう)を再び尋問する。しかし、彼は疑惑を否定したばかりか、私の罪を問える者などいるものかと、唐王の面前で居直り…。

  • 第60話 (最終話)

    寧缺(ねい・けつ)を狙う葉青(よう・せい)―その盾になるよう、夫子(ふうし)は李慢慢(り・まんまん)に命じた。寧缺と夏侯(か・こう)の決闘の場に、邪魔者が入らないようにしてやろうという、師の心遣いである。やがて、名だたる修行者たちの注目が集まるなか、一面氷に覆われた鴈鳴湖の上で、ついに2人は対峙した…。(完結)

作品詳細

天啓15年、金帳王庭(きんちょうおうてい)の単于が急逝し、唐(とう)国から嫁いだ李漁(り・ぎょ)が殉葬されることに。彼女は逃走を試みるが、計画はあえなく露見し、すぐに追っ手が差し向けられた。追っ手の男たちは矢を射かけながら近づき、李漁の乗る馬車を包囲。万事休すかと思われたその時、呂清臣(りょ・せいしん)が放った匕首が生き物のように宙を舞い、追っ手の者たちは皆、一瞬のうちに地に伏した。うっすらと安堵の笑みを浮かべた李漁は「急いで渭(い)城へ向かうわよ」と命じるのだった。同じ頃、“柴刈り”を終えた寧缺(ねい・けつ)は、ただ1人、渭城へと帰還を果たし…。

キャスト

チェン・フェイユー ソン・イーレン ユエン・ビンイエン モン・ズーイー フー・ジュン トン・ヤオ ジン・シージエ クリス・スン アダム・チェン シー・シー ディラン・クォ アンディ・オン ヤオ・アンリエン レイ・チーホン レオン・ライ

スタッフ

[監督・脚本]ヤン・ヤン[原作]マオニー[脚本]シュー・ルン/金色文学工作室[撮影監督]ホァン・イーチン[編集]ツァオ・ウェイジエ[美術監督]イー・ジェンジョウ[特殊撮影監督]ヤン・ジー/チャオ・フォン[アクション監督]ムー・ニン[スタイリスト]ホァン・ウェイ
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