それでも結婚したいと、ヤツらが言った。
人間って、面倒だけど、愛おしい。
2023年 8話
予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 新郎新婦の(本音と)秘密
今宵、チュー子こと篠原天音(鈴木ゆうか)が担当する結婚式に臨む新郎新婦は、新山隆文(前原滉)と片山由美(筧美和子)。式の打ち合わせをチュー子と入念に進める中、演出やプランにリアクションする由美に対して、どこか心ここに非ずの隆文。受け身の姿勢に何かを感じたチュー子は思い切って隆文にどのくらい結婚したい気持ちがあるのか聞き出すことに。すると、“忘れられない人がいる”とのまさかのカミングアウト…。そこには、隆文と由美を取り巻く人間関係が影響していて…。
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第2話 毒親降臨
ようやく本当の意味で結婚式に臨むことができる由美(筧美和子)と隆文(前原滉)だったが、幸せも束の間、隆文の母・新山清美(速水今日子)から結婚式を中止にすべきとの連絡が…。いわゆる毒親に困惑する一同。しかし、チュー子はこの理不尽な清美の要求には何か裏があるのではないかと考え始める。ここまで結婚式に介入してくる清美の真意とは。そして、チュー子がある謎を解いた時、物語は大転換する!!
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第3話 暴走新郎と花嫁の願い
結婚式の打ち合わせをしている水谷俊哉(樫尾篤紀)と琴葉(白石優愛)。二人だけのオンリーワンの結婚式をしたいと暴走気味の俊哉は、明らかに予算オーバーな要望をしてくる。新郎の承認欲求に過ぎないと断じるチュー子(鈴木ゆうか)に、憤る康平(福山翔大)。結果チュー子1人で担当を受け持つことになるが、ネズミ一家が一丸となり、この難題をクリア…そう思われた矢先、琴葉の隠された思いにチュー子は気づき…。
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第4話 新郎の秘密発覚
お互いの本心を打ち明け、足並みを揃えることができた俊哉(樫尾篤紀)と琴葉(白石優愛)。チュー子(鈴木ゆうか)も二人にとって意味のある結婚式を挙げるため準備を進めるが、琴葉から結婚式キャンセルの申し出が。俊哉の病気が判明し、将来のことを考えると式を中止にすべきとのことだった。しかし、俊哉はどうしても結婚式を挙げたいと訴える。二人の思いを胸に、式を挙げるべきか否か…チュー子が出した答えとは。
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第5話 披露宴炎上の危機
結婚式を挙げるためにウェディングフェアに参加していた東條なつき(未来)とパートナーの岩井ミホ(森咲智美)。後日、ただならぬ雰囲気の二人を発見するチュー子。場を落ち着かせようとしたその時、怪しい手紙と大量のお金が入った封筒が発見されたとの報告を受ける。復讐を兼ねた結婚式のぶち壊しの可能性があり、急いで犯人を見つけるべく会場内へ。手紙の臭いを頼りに犯人を捜すチュー子だったが…。
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第6話 二人の花嫁の罠
打ち合わせ前にミホ(森咲智美)から、結婚を機になつき(未来)と別れようと思っていることを聞くチュー子(鈴木ゆうか)と康平(福山翔大)。そして、なつきはミホとの恋愛に区切りをつけるべく結婚式を挙げたいと伝える。困惑するチュー子と康平。そこには、ミホの父親が二人の交際を認めていない背景とミホ自身のある思いが関係していて…。果たしてチュー子たちは二人の結婚を認めさせることができるのか?!
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第7話 愛しい人の表と裏
子育てと仕事に追われ、結婚式を挙げることができなかった父の柾(三浦浩一)と母の雛(東ちづる)。それを知った子どもたちは天音(鈴木ゆうか)に“両親の結婚式”を挙げたいと伝える。しかし、まだ両親の許諾を得ておらず、そのうえ父の柾は生粋の頑固者で天音たちに一緒に説得してほしいと相談する。チュー子の協力もあり、自分なりの説得を試みる天音。途端、柾は天音にある勝負を持ちかけるが、その裏には柾の秘密があって…。
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第8話 (最終話) 花嫁不在の奇跡
雛(東ちづる)の思いを知った柾(三浦浩一)は結婚式を挙げることを決意する。迎えた式当日、入場曲と同時に扉が開くとそこに立つのは柾一人だけ。実は母の雛は既に亡くなっており、柾にだけ雛の姿が見えているという…。かつて類を見ない結婚式だったが、成長した天音が全てを滞りなく進める…とはいかなかった!あわや式中止というピンチに、チュー子&天音(鈴木ゆうか)が最初で最後のタッグを組み、あるサプライズを仕掛ける!
作品詳細
舞台は都内にある結婚式場「ウェディングヒルズ大黒」。そのロビーの一角には、式場の名前の由来となった、小さな大黒天を祀るお社がある。そこには、永遠の愛を誓うカップルを幾度も神様と一緒に見送ってきた、大黒天の使いであるネズミの家族が住んでいた―。しかし近年、結婚式の需要は落ち込む一方で、このままだとお社を含む一帯が売りに出される話が立ち上がる。「なんとかせよ」という大黒天からのお達しのもと、ネズミ一家は式場スタッフたちに”乗りうつる“ことで、式場の再建と、カップルたちに降りかかるトラブル解決に向けて奔走していく・・・。