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千古の愛、天上の詩
千古の愛、天上の詩
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千古の愛、天上の詩

主神の力が目覚めた上古を待っていたのは、「決められた運命」だった。

2021年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話 神界のわがまま娘

    天地は神界、仙界、妖界の三界に分けられ、上古、炙陽、白ケツ、天啓という四大真神によって治められていた。天真爛漫な上古は親友の月弥と共に下界の宴へ。そこで上古は、縁結びの術を試すも、霊力不足のために失敗し大混乱を招いてしまった。未来の主神でもある上古の未熟さを心配した炙陽は、長らく下界で子供たちに仙術を教えている白ケツを呼び戻して上古の指導を託すことに。甘やかされて育った上古だが、しぶしぶ白ケツに弟子入りし…。

  • 第2話 魔界からの伝言

    白ケツに憧れる女神たちの贈り物攻勢に負けて、勝手に彼女たちを白ケツの住まいに入れた上古。激怒し指導をやめると宣言した白ケツを天啓がいさめて和解する。そんな時、魔界を支配する玄一から、混沌主神の上古と和平交渉を行いたいとの伝言が届いた。7万年前の大戦を繰り返したくない炙陽らは上古を行かせることに決め、交渉までの3か月間の特訓を白ケツに一任。白ケツは下界の瞭望山で集中的な訓練を開始し、上古の神脈を開くことに成功する。

  • 第3話 初めての試練

    神脈が開いた上古は、ある日、腕試しをしようと1人で魔族が住む地へ向かう。すると初めての試練である天劫に直面し、雷に襲われるが、なぜか稲妻は上古を避けて落ち続けていた。実は密かに白ケツが上古を守っていたのだ。戻るなり力尽きて倒れた白ケツの枕元で、白ケツの神獣・紅日から事情を聞かされた上古は、白ケツを救うため自分の神力を全て白ケツに注ぎ込む。目を覚ました白ケツの前で、上古は改めて拝師の儀によって正式に白ケツの弟子となる。

  • 第4話 縁結び会

    九幽の戦いで自分が利用されたことに立腹した上古は白ケツと仲たがいするが、紅日の一計で和解。上古と白ケツの接近を案じた天啓は、上古との仲を取り持ってもらおうと、普華に神界で縁結び会を開催させる。一方、天啓を振り向かせたい月弥は普華にもらった縁結び紐を天啓に投げるが、日神と夜神の所に落ちて2人が恋人同士に。それが原因で悪天候となる中、視界を邪魔された普華は上古と一緒にいた白ケツを天啓と見誤り、術をかけてしまう。

  • 第5話 宿命と初恋

    普華の手違いによって2人きりで一夜を明かした上古と白ケツ。驚く普華に白ケツは、二度と真神の縁結びに手を出さぬよう命じる。眠る上古を抱き上げて歩く白ケツの姿が噂となり、上古も白ケツへの恋心を意識し始めていた。一方、天啓は、日神と夜神が引き起こした騒動の責任を取り、月弥をかばって罰を受ける。乾坤台で白ケツは、上古を待つ天劫の厳しさを思い不安になるが、主神になる宿命を受け入れると語る上古に力を尽くすことを約束するのだった。

  • 第6話 鳳族の女王

    ささいな口論がきっかけで始まった雪迎との手合わせに、上古は負けてしまった。白ケツは、衝動的な性格を改めるよう上古を叱る一方で、口先だけの謝罪に来た雪迎に罰を与える。上古の神獣に指名されていた鳳焔は、神獣となるための転生を控えていたが、鳳焔と別れたくない恋人の梧夕が転生に必要な「元神」を盗んで行方をくらましたという。元神の奪回のため白ケツと仙界に降りた上古は、実は鳳焔も梧夕との愛を貫く覚悟でいることを知る。

  • 第7話 恋敵との修行

    転生後は上古に仕えると約束して鳳焔が涅槃に入ると、別れの悲しみで逆上した梧夕の一撃があたり、上古は負傷してしまった。激しい痛みに苦しむ上古を救うため、白ケツは、頼み事などしたくない雪迎から、どんな傷も治す神界の宝「水凝珠」を借り受ける。回復した上古が鳳凰の代わりの神獣として蕪浣を抜擢して神界へ連れ帰ると、白ケツに弟子入りを許された雪迎が長淵殿に入ってきた。なんとかして雪迎を追い出そうと策を練る上古だったが…。

  • 第8話 下界出身の弟子

    上古が混沌の力をつけるには、魔族の住処である九幽で戦闘を重ねさせるしかないと白ケツは思い至り、心を鬼にして千年間の九幽行きを命じる。気が進まぬ上古だったが、下界から選抜された弟子候補が神界にやってくると、妖族出身で気の強そうな古君を自分の弟子に取ることに。だが、妖族を見下す発言をした雪迎が古君と言い争いになり、上古は2人を1か月後に勝負させると決める。そして、古君が負けたら九幽で千年修行するとも約束した。

  • 第9話 独り立ちの決意

    天啓が古君を鍛えるための協力を上古に申し出ると、それを知った白ケツは、古君が神へ昇格するのに効果的な修練場を貸すと言い出した。しかし、古君が勝ったら九幽へ行かなくてもいいかという上古の問いには答えない。古君が白ケツに借りた暗淵境で天劫を乗り越えて神に昇格し、喜ぶ上古だったが、下界で混沌の力が失われつつあることを知る。そして古君と雪迎の勝負の日、勝利を収めた古君の前で、上古はある決意を口にするのだった。

  • 第10話 混沌の力の完成

    混沌の力を得て早く主神の座につくことが三界の安定のために必要であると悟った上古は、九幽での修行を開始する。白ケツは元神離脱して九幽に入り、上古が危機に陥るたびに密かに力を貸していた。苦行を重ねた上古は千年後、ついに混沌の力を獲得して九幽を去る。上古から神界の状況を詳しく聞き出していた玄一は、すかさず神界の攻撃計画を始動。神界に行かせる側近に対し、自身の魔気を注入しておいた雪迎を駒として使うよう指示する。

  • 第11話 千年後の帰還

    妖獣・窮奇が神界に襲来し神々が苦戦していたところに、九幽での修行を終えた上古が帰還して見事に撃退してみせる。一方、雪迎も窮奇撃退での功績を認められて神界に復帰し、早速、白ケツに会いに行くが、二度と来るなと追い返されてしまった。この千年間、白ケツがしばしば神界から姿を消していたことを月弥から告げられた上古は、長淵殿を訪ね、紅日の口から、白ケツが身の危険を冒して自分を守ってくれていたことを知るのだった。

  • 第12話 奪われた主神令羽

    上古が主神の座を正式に継承する儀式の日。神界の印章に相当する「主神令羽」を受け取ろうとした瞬間、天啓がそれを奪って逃げた。上古は天啓のいわくありげな様子を見て逃がしてしまった。一方、紫涵を捕らえようとした際に受けた攻撃がもとで白ケツの古傷がぶり返し、意識を失った。上古は、治療薬を作るために必要なものをもらいに鳳族の所へ出向く。鳳焔の再生の時が近づく中、蕪浣は主神の神獣の地位を奪われまいとの決意を固くする。

  • 第13話 滅世陣法

    天啓が下界を滅ぼす威力を持つ「滅世陣法」を完成させようとしていると気づいた白ケツだが、上古は天啓にそんな野心があるとは信じられず、天啓を連れ戻しに行く。しかし天啓は、今まで上古に優しくしたのも陣法の完成に必要な主神令羽を奪うための芝居だったと告げて、上古を追い返した。滅世陣法の完成が近づき、白ケツは軍を率いて妖族と対峙。一触即発の危機を迎える。月弥は白ケツに頼み込み、単独で天啓の説得に向かうのだが…。

  • 第14話 旧友たちとの別れ

    天啓に滅世陣法をやめるよう説得に来ていた月弥は、天啓を狙った蕪浣からの攻撃をとっさにかばって命を落としてしまった。だが、蕪浣は白ケツに「天啓が月弥を殺した」と虚偽の報告を。それを信じた白ケツは天啓と対決し、天啓の胸に深く剣を突き刺した。上古は主神としての責任を強く感じ、もう誰も失ってはならないとの思いから、混沌主神となる修行に入った。天啓の命盤をのぞき見た白ケツは、天啓が滅世陣法を行うに至った経緯を知って驚愕する。

  • 第15話 主神の宿命

    天啓が神界で起こした謀反は、上古の命を守るためだったと知った白ケツ。同時に、上古を主神にすべく尽力してきた自分が、結果的に上古を死に向かわせていたことに気づく。白ケツは何としても上古を救いたいと考え、自分が身代わりとなって混沌の劫に立ち向かう決意をする。しかし、上古は主神として果たすべき務めを十分承知していた。ついに混沌の劫が神界を襲い、その恐ろしい力が荒れくるう中、神々は全力を尽くして立ち向かうが…。

  • 第16話 神界の終焉

    上古が衆生を守るために犠牲になったのち、炙陽と白ケツは、混沌主神の宿命に気づいた玄一が自身の身代わりとして上古を死なせたのだと悟る。まもなく魔族が襲来して大きな戦となった。神界は玄一を倒すが神々もほぼ全滅。神界は閉鎖される…。そして6万年後。仙界、妖界、人間界が新たな三界となっていた。仙界にやって来た暮光、蕪浣、古君は上神の座にあり、暮光と蕪浣は結婚。古君の娘・後池が将来4人目の上神となることが確定する。

  • 第17話 新たな世界の出会い

    天宮とは隔てを置く古君の清池宮にて、後池は日々修練に励むものの、生まれつき病弱なため霊力も非常に弱い。そんな後池を不憫に思う鳳染は、常に後池に寄り添い守っていた。そんなある日、2人は東華上君の誕生祝いに出席するため、久しぶりに遠出をする。後池の真の目的は、旅に出たまま帰らない想い人・柏玄を捜すためでもあった。鳳染と別行動を取って先に瞭望山へと飛んだ後池は、東華上君の屋敷の庭で北海上君こと清穆と出会う。

  • 第18話 夢で見た女神

    東華上君の誕生祝いの宴で紫垣上君が鳳染を中傷し、激闘に発展。後池は柏玄にもらった腕輪で一時的に強い霊力を得て紫垣をねじ伏せる。清穆は、そんな後池が夢で見た女神によく似ていたため、目を奪われた。後池の行く先々に出没して言葉を交わそうとするが、後池はとりつく島もない。柏玄を捜し続ける後池は、鳳染と妖界に行くことに。だが仙界と妖界の結界に現れた清穆が突然、後池を連れ去った。そして、2人は妖界の紅血の森に到着する。

  • 第19話 妖界での二人旅

    清穆は、柏玄を捜す旅に同行したいと申し出る。実は清穆は過去の記憶を失っており、自分が何者かを知る手がかりが、後池が柏玄から贈られた腕輪にあると考えていた。天宮では神界の再開を望む天帝こと暮光が、四大真神の神器を探させるため、第2皇子の景澗を妖界へと派遣する。後池は瞭望山で見つけた扇の持ち主を捜して三重天へ。三重天の入り口に着いた後池は、行く手を阻む関守と勝負するが、危ういところを清穆に助けられる。

  • 第20話 玄晶宮への潜入

    後池と清穆は、柏玄と関わりがありそうな紫月妖君について探るべく妖界の宮殿・玄晶宮に潜入。妖族の第2皇子・森羽から得た情報に柏玄との共通点があったため、後池は期待を膨らませていた。6万年間、上古捜しを続けてきた天啓は、身分を騙って玄晶宮にやってきた男女が上古と白ケツに似ているとの報告を受け…。一方、後池を捜しにきた鳳染は妖界に不慣れな景澗と出くわし案内役となるが、ふとした弾みで景澗と縛霊鎖でつながれてしまった。

  • 第21話 妖君の探し人

    仙妖両族の和議を提案するため、景澗は顔を覆った鳳染を伴い玄晶宮の森羽を訪れる。その頃、後池は紫月妖君の正体を確かめようと紫月泉へ。目の前に現れた紫月妖君こと浄淵が柏玄でないことは分かったが、後池に天啓の記憶はない。その後、鳳染、景澗と合流した後池らの前に、妖皇・森簡が立ちはだかる。森簡と鳳染の間には互いに身内を殺された恨みがあるのだ。後池たちを逃がすため、清穆は自らが1対1で森簡と戦うことを申し出るのだが…。

  • 第22話 神器と神獣現る

    清穆が自分に心惹かれていると知った後池。一緒に過ごした数日間で清穆の第一印象は払拭され、次第に素直に話せるようになっていく。白ケツの神器・太蒼槍が突如、瞭望山に現れたとの一報を受けた天帝は獲得を命じ、また、太蒼槍獲得には利があると判断した妖族はその方便として、仙界との和議を受け入れる。だが、その槍は炎に包まれた神獣の麒麟に守られており、誰も近寄ることができない。麒麟と柏玄の関係を疑う清穆と後池も駆けつけるが…。

  • 第23話 槍に選ばれし者

    瞭望山に集まった仙妖両族は太蒼槍を手に入れるため戦いを繰り広げるが、槍自身が主として選んだのは清穆であった。その時、清穆の脳裏に白ケツの記憶が去来し、後池を見つめて「上古」と呼びかけ、気を失う。清穆を看病する後池を見て、鳳染は、清穆に惹かれていると感じていた。この一件で清穆が白ケツであることを確信した紫月妖君こと浄淵は、清池宮に度々現れるようになった。積極的に後池に近づいていることを清穆は不安に思い…。

  • 第24話 蛍火の中の告白

    後池が霊力を使えないのは極めて強い封印をかけられているからだと見抜いた天啓は、妖界に来て封印を解くよう勧める。天帝と天后は、娘の景昭のたっての願いを聞き入れ、清穆と結婚させるためのを段取りを整え始めるが、紫月妖君が天啓だと知った天后こと蕪浣は、神界時代の自分の罪を暴かれないようにするための策を模索する。清穆は後池が久しく誕生日を祝っていないことを知り、心を込めて祝うとともに自身の真剣な想いを告白する。

  • 第25話 望まぬ縁談

    景澗が天帝の使者として清池宮を訪れ、景昭の結婚相手に清穆が選ばれた旨を伝える。寝耳に水の清穆は、結婚を断るために天宮に赴き、まず天后に辞退したいと伝えるが、聞き届けられず再考を促されてしまう。その頃、神器を捜しに妖界へ行った第1皇子の景陽が淵嶺湿地で消息を絶ったとの知らせが天宮に届き、景澗が清穆と共に救出に向かうことに。清池宮では、清穆が戻らず心配してふさぎ込む後池を鳳染が淵嶺湿地へと連れていく。

  • 第26話 淵嶺湿地の戦い

    景陽の救出を景昭との結婚辞退の交換条件にするつもりで淵嶺湿地にやってきた清穆と景澗。清穆は、景陽が鳳染にとって身内を殺した敵であることを知って動揺するが、鳳染は清穆と後池を気遣って報復を先延ばしにし、皆で景陽の救出を果たす。景陽を捕らえたのは、淵嶺湿地の手練れである三つ首火龍だった。妖神の後押しもあり、三つ首火龍は神への昇格に臨むが、神になってからの危害拡大を恐れた清穆たちが昇格を阻止しようと動く。

  • 第27話 龍息の毒

    景陽を救出して淵嶺湿地から戻った清穆は、景昭との婚約解消を希望、天帝もそれを認める。喜んだのもつかの間、三つ首火龍から受けた龍息による毒が回り、清穆に命の危険が迫る。毒を消すには上神以上の力が必要だが、天帝が朝聖殿にこもり、古君が旅に出ている今、天后にしか毒は消せない。後池から交渉された天后は後池がひざまずくことを要求、怒った清穆は後池を制して連れ戻す。後池は天帝に直訴するため朝聖殿へと向かうが…。

  • 第28話 公主の龍丹

    朝聖殿は後池を宮殿の主と認め、混沌の力を放出して後池に吸収させた。この事態にさまざまな疑念がわいた蕪浣は、鳳女に清池宮への潜入調査を命じる。清穆の回復は、景昭が自分の龍丹を清穆に譲ったことが原因だと発覚し、天帝は娘の無謀な行為に激怒。龍丹なしでは人間と同じ体になり修練もできなくなるのだ。片や、昏睡中に龍丹を入れられた清穆は、景昭への返却方法を東華上君に請うが、示された唯一の方法は死の危険を伴うものだった。

  • 第29話 容赦なき天雷

    日々衰弱していく景昭。見かねた天帝は自分の龍丹を景昭に与えると言い出すが、天后は、景昭本人の龍丹を取り返すために清穆に天雷を受けさせてほしいと懇願する。数日後、天后の誕生日の宴に清穆と共に姿を現した後池は、自分の龍丹を景昭に譲ろうとしたが、古君の娘なら持っているはずの龍丹が、なぜか体内になかった。唯一の方法で龍丹を返そうと青龍台に上がる清穆。後池も清穆を追い、2人で49回の天雷を受けることになる…。

  • 第30話 古君の帰還

    龍丹が景昭に戻され、清穆と後池が天雷を受け終わったところへ突然古君が現れた。古君は、後池は蕪浣が産んだ子ではないと宣言し、後池自身も衝撃を受ける。その場で清穆が後池との結婚の許しを請うも、古君はそれを拒否。後池や鳳染もそれぞれ翻意を促そうとするが、頑として応じない。さらに、妖神こと浄淵が天宮に乗り込んできて、妖界への侵入は二度と許さないと釘を刺した。天啓の報復を恐れた蕪浣は霊力を高めるべく修練に励み…。

  • 第31話 出生の秘密

    後池との結婚を許してもらおうと清池宮を訪れて、古君のために手料理まで作る清穆。しかし古君は頑として結婚を許そうとせず、清穆を追い返す。納得できない後池は結婚を許さない理由を古君に問い詰める。すると古君は、後池は実は自分の娘ではなく、上古主神の神識の化身であるという出生の秘密を明かす。それを知った後池は、古君や柏玄が大切にしていたのは自分ではなく、その神識のほうだったのではと悩み、清池宮から姿を消すのだった。

  • 第32話 第二の神器

    神界再開という天帝の願いに賛同した古君は、清穆を連れて炙陽の神器・日月戟の獲得に行く。清穆は日月戟を手に入れ、後池との結婚の許しも得ることができた。仙妖両族が再び争い始め、下界の町は火の海と化す。人間界の惨状に胸を痛めた後池は停戦のため戦場へ。後池の支援に妖神と清穆も加わったことから、蕪浣は清池宮と清穆が妖族と結託したと断じる。それを聞いた古君は、結託でない証しに、日月戟を3日以内に天宮に渡すと約束する。

  • 第33話 海底洞窟からの救出

    柏玄を捜すため北海にやってきた後池たちは、氷に閉ざされた洞窟で昏睡状態の柏玄を発見。そこへ天后の手先となった三つ首火龍が現れ、清穆から日月戟を奪って去る。後池たちは何とか柏玄を救い出して清池宮へ戻るが、柏玄は目を覚まそうとしない。柏玄を回復させるには仙、妖、人間界それぞれが持つ三つの宝が必要だったが、全てを集めるには三界を敵に回す恐れがあった。どうしても柏玄を救いたい後池は、宝を入手するために出発する。

  • 第34話 三界の3つの宝

    柏玄を救う三つの宝のうち、後池は地下宮の守り人である碧璽の同意を得て人間界の鎮魂塔を獲得。鳳染は妖界で聚妖幡を得た。清穆は天后が保有する聚霊珠を獲得しに天宮に入るが見つかってしまう。天宮に駆けつけた後池は事情を天帝に話し、持ち出した罰を受ける条件で宝の借用許可を得られた。後池はあわせて蕪浣の種々の悪行を天帝に告発。それにより百年間の九幽行きを命じられた蕪浣は、清池宮を陥れるため、次の一手を景陽に指示する。

  • 第35話 放たれた邪気

    聚妖幡を奪還しようと、妖皇が鳳染を追って景澗の軍営にやってきた。両族は激しく衝突。そこへ古君が現れて戦いを鎮める。古君は鳳染から事情を聞き、景澗らと共に天宮へ。その頃、後池と清穆は、鎮魂塔を持ち出したために地下宮から漏れ出した邪気の封印を試みていた。後池は天帝のもとへ赴き、宝を奪った罪は全て自分にあるとして、百年間の神隠山行きという重罰を自ら申し出る。百年も離れるのは耐えがたいと言う清穆に、後池はある提案を。

  • 第36話 婚礼

    鳳染は景澗に自分の想いを告白。付き合うかどうかの景澗からの返事は、翌日することになった。人間界に邪気が漏れた件について疑念を抱く天帝は、東華上君に調査を命じる。景昭は景陽に対して天帝に罪を申し出るよう促すが、蕪浣を案じる景陽は聞き入れず、碧璽の口封じに向かってしまう。後池と清穆は、後池の希望により人間界でささやかな婚礼を行う。だが式の途中で景陽についての一報が入り、景澗らと共に地下宮に駆けつける。

  • 第37話 百年の別れ

    後池らが地下宮に入ると、時すでに遅く、碧璽は邪気の浄化を後池らに託して息を引き取る。兄の犯した罪を知った景澗はさまざまな思いに苦しみ、悩んだ末に鳳染を遠ざけてしまった。神隠山行きを翌日に控えた晩、清穆と後池は夫婦の契りを交わす。清穆と別れ、ひとり神隠山に入った後池が、かつて柏玄が住んでいた庵を見つけて近づくと、なんと紫月妖君が後池を出迎えるのだった。その頃、天宮では、天帝が東華上君からの報告を受けていた。

  • 第38話 白ケツの覚醒

    梧桐林で鳳族の大量虐殺が発覚。鳳染の姿に化けた天后こと蕪浣の犯行だった。邪気を追って梧桐林に来ていた清穆が強烈な魔気に捕らえられたその時、柏玄が現れ、清穆は瞬時に自らの運命を悟る。後池に優しくするよう懇願し、白玄と合体して白ケツが現れた。蕪浣の狙いどおり罪を着せられ天宮に収監されていた鳳染は景澗の助けで脱走し、後池のいる神隠山へ。白ケツの復活を知った蕪浣は、修練加速のため自身の神力を全て魔力に変える決意をする。

  • 第39話 後池誕生の日

    白ケツの覚醒によって、清穆が消滅したと浄淵から聞かされた後池は、自分の目で真実を確かめるため、浄淵の制止を振り切って白ケツが住む神殿へと向かう。後池は白ケツと体面を果たすが、白ケツの口からも「清穆は死んだ。自分とは関係ない」と告げられて冷たく追い返される。絶望に打ちひしがれる後池を、古君が清池宮に連れ帰って優しく励ます。父として悲しみに暮れる後池を見かねた古君は長淵殿を訪れ、白ケツの真意を問いただす。

  • 第40話 清穆の墓標

    母・蕪浣の後押しを受けた景昭は、白ケツに自分との結婚を持ちかける。愛のない結婚だと景昭が明言したため、白ケツはそれを承諾。清池宮の使用人たちも聞きつけて古君と鳳染に報告するが、後池には隠すことに。後池は鳳染から清穆の墓標が完成したという知らせを聞き、北海へ。そのころ蕪浣は、かつて自分が命じて鳳焔と梧夕の暗殺を実行した丹鳳長老を捕え、2人の娘を逃したのか、鳳染が娘であり鳳皇となる資格を持つ者なのかを問い詰めていた。

  • 第41話 父として、弟子として

    白ケツと景昭の婚礼が執り行われる場に後池が現れ、白ケツに清穆の霊識を返せと迫るが、白ケツは取り合わない。後池は、ならば清穆の名で自分と正式に離縁してくれと求め、白ケツもそれに応じる。駆けつけた古君が後池を連れて帰ろうとすると浄淵が現れ、白ケツと激しい戦いが始まった。その隙を突いて、蕪浣が後池に瀕死の重傷を負わせるが、古君は自分の命と引き換えにして後池を救う。後池は悲しみの中、力を振り絞り、剣を手にして白ケツに向かい…。

  • 第42話 忘れ形見

    蕪浣に致命傷を負わされた後池を妖界の宮殿に連れ帰り、全力を傾けて看病する浄淵の頭は白髪になった。まもなく後池は男児を出産し、浄淵が元啓と名付ける。上古としての覚醒が近いことを悟った後池は浄淵に息子を託し、やがて意識を失って長い眠りに入った。一方、紫月回収で妖力を失った妖族たちは謀反を企て紫月泉に押しかけていた。そこへ景陽が現れ、魔族の弑神花で妖族の虐殺を図る。浄淵と白ケツが戦いに加わって妖族は難を逃れたが…。

  • 第43話 氷男と甘い伯父

    蕪浣は6万年前の月弥殺しを暮光に打ち明けるが、暮光では自分を守り切れないと悟り、さらなる魔力を得るため修練する。その頃、清池宮では上古が長い眠りから目覚めたが、混沌の劫の記憶を白ケツによって消されていた。白ケツは上古の代わりに自らを犠牲にして劫を止めようとしており、それを知る浄淵こと天啓は、元啓の本当の母親が誰なのかを言い出せずにいた。事情を知らない上古は白ケツに会うため、元啓と一緒に白ケツの屋敷へ忍び込む。

  • 第44話 天后の焦り

    白ケツは、今の生活に満足ゆえ訪ねてくるなと上古を冷たく突き放す。だが内心では上古と元啓を誰よりも気にかけており、何度もこっそり清池宮に様子を見に行っていた。まだ釈然としない上古に天啓は、白ケツだけではなく蕪浣も昔とは別人だと語り、豹変ぶりを聞かせる。東華上君の誕生祝いの日、招待を受けて瞭望山にやってきた上古と元啓は、天帝の代理で出席していた蕪浣と再会。言葉を交わすも、昔の関係には戻れないことを確信する。

  • 第45話 明かせぬ本心

    東華上君の宴で景昭と出会った上古は、皆が何かを隠していると怪しんでいた。ある晩、上古が清池宮を抜け出した天啓の後をつけると、白ケツを訪れ2人で密談していた。隠し事を突き止めようと白ケツの部屋に忍び込んだ上古だが、戻ってきた白ケツに追い払われる。だが、ある計画を遂行しようとする母・蕪浣に説得された景昭が、上古に接触。報告を聞いた白ケツが駆けつけるが景昭の姿はなく、上古は白ケツに、清穆と後池のことを問い詰める。

  • 第46話 魔神

    修練を続けて魔力を完成させた蕪浣は、雷劫を経てついに魔神となる。蕪浣の魔神昇格を察知した白ケツは、その実力はかつての玄一並みであり、真神が束にならなければ倒せないほど強いと見ていた。暮光は、蕪浣が何も改めていなかったことにようやく気づく。蕪浣は暮光に問い詰められた際にそれまでの数々の殺害を認めるも、魔力で暮光を攻撃する。未来永劫、三界の支配者であり続けるため、蕪浣は邪魔者である真神たちの殺害計画に取りかかる。

  • 第47話 正邪決戦

    羅刹の地に現れた鳳女が仙族と妖族の兵を攻撃し始めた。蕪浣に操られた鳳女が持つ魔力を見て、新たに誕生した魔神は母だと気づいた景澗は、自らを犠牲にして鳳女を倒す。その頃、蕪浣は上古と白ケツらと戦うも敗北を喫し、上古から死罪を言い渡されていた。上古は、蕪浣が語る混沌の劫に関する話が気になり白ケツや天啓を問い詰めるが、2人から納得のいく答えは得られない。暮光は蕪浣の命乞いを上古に拒絶され、ある決意と共に天宮を後にする。

  • 第48話 神界の再開

    蕪浣の悪行を止められなかった自身を恥じた暮光は、天帝の座を去り石龍と化した。罪を重ねたことを深く反省する景陽は償いを果たすために天宮を出ていき、上古は蕪浣に対し、処刑よりも重い罰を与える。鳳染は上古に説得される形で新たな天帝となった。白ケツは、天啓の計らいにより元啓との時を過ごすことができた。誤解は解かれ、一緒に遊び、元啓は強力な法器を与えられ大喜びする。そして、天啓と上古は長く閉ざされていた神界の門を開ける。

  • 第49話 (最終話) 上古の祈り

    白ケツから贈られた元啓の腕輪が割れると、封じられていた上古の記憶が次々とよみがえった。全てを知る天啓は、白ケツの深い想いを上古に伝える。だが白ケツはすでに混沌の劫に身を投じてこの世を去っていた。白ケツという火神を失った三界は寒気に覆われ雪がやまない。降りしきる雪の中、上古は乾坤台の前でひざまずいて白ケツの復活を祈り続けるが、祖神は沈黙を続ける。やがて数百年が過ぎ、乾坤台から新たな火神が生まれようとしていた…。

作品詳細

天界は神界、仙界、妖界の3つから成り、この三界を4人の真神が治めている。4人のうち最も若く、唯一の女神で、未来の混沌主神でもある上古(じょうこ)は生まれながらに霊力が弱いうえ、主神たる覚悟も身につけていなかったが、同じ真神の天啓(てんけい)と炙陽(せきよう)、そして親友の女神・月弥(げつび)に囲まれ幸せに暮らしていた。だが、やがて上古に課せられる試練が迫ってきて…。

キャスト

チョウ・ドンユィ シュー・カイ リウ・シュエイー リー・ザーフォン

スタッフ

[監督]リー・ツァイ

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