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森のムラブリ
ラオスの森の民がわたしたちに教えてくれること
2019年 85分
字幕
予告編
作品詳細
タイ北部ナーン県のフワイヤク村の周辺は、400人のムラブリ族が暮らす最大のコミュニティ。男たちはモン族の畑に日雇い労働にでて、女たちは子育てや編み細工の内職をする。無文字社会に生きるムラブリ族には、森のなかで出くわす妖怪や幽霊などのフォークロアも豊富だ。しかし、言語学者の伊藤雄馬が話を聞いて歩くと、ムラブリ族はラオスに住む別のグループを「人食いだ」と怖れている様子。 伊藤とカメラは国境をこえて、ラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリを探す。ある村で、ムラブリ族が山奥の野営地から下りてきて、村人と物々交換している現場に出くわす。それは少女ナンノイと少年ルンだった。地元民の助けを得て、密林の奥へとわけ入る。はたして今も狩猟採集を続けるムラブリ族に会えるのか? 21世紀の森の民が抱える問題とはいったい何なのか?
キャスト
伊藤雄馬/ドーイプライワン村の人びと/フアイユアク村の人びと/ラオスのA村の人びと/ラオスのムラブリの人びとスタッフ
[撮影・編集]金子遊[現地コーディネーター・字幕翻訳]伊藤雄馬[パブリシスト]登山里紗[デザイン]三好遙[製作]幻視社[配給]オムロ/幻視社(C)Yu Kaneko