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伝家~華麗なる一族~
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伝家~華麗なる一族~

三姉妹が最後に手にするのは、“富”か“愛”か――

2022年

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予告編

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話 易(イー)家の3姉妹

    1920年代の上海。星華(シンホワ)百貨店の経営でひと財産を築いた易家では、創業10周年記念式典の準備が進められていた。式典当日は星華の会長である易興華(イー・シンホワ)の誕生日でもあり、家族や親戚が一堂に会して祝福する。長女の鐘霊(ジョンリン)を筆頭に、興華の子供たちが趣向を凝らした贈り物を披露する中、長年上海を離れていた次女の鐘玉(ジョンユー)が易家に帰ってくる。

  • 第2話 娘婿の暴走

    鐘霊の夫である席維安(シー・ウェイアン)は司令官として権勢を振るう一方、妻との不仲に悩んでいた。また政府に不満を抱く義父の興華に対し、反感を買う行動を控えるよう、娘婿として忠告する。そんな中、維安は新年の贈り物をするため易家に骨董商人を招き入れるが、商人一行に潜んでいた刺客が銃を持ち出したため、とっさに撃ち殺してしまう。

  • 第3話 誘拐事件の波紋

    鐘霊は維安の職場に駆けつけ、誘拐された妹の鐘玉を助けてほしいと懇願する。維安は易家が政府の不興を買っている状況を鑑み、司令部に犯人がいると疑う。一方、鐘玉を拘束していた誘拐犯は、自分が仲間から見捨てられたと知り、鐘玉を海に落として逃走してしまう。自力で陸へと上がった鐘玉は、偶然出会った男に助けられるが…。

  • 第4話 三女の縁談

    鐘玉は姉の結婚を認めず、維安を毛嫌いしていたが、誘拐事件を解決してもらったことで態度を改める。そんな鐘玉に維安は鐘霊との運命的な出会いを語り、いかに妻を想っているかを語る。そんな中、興華は妻の黄瑩如(ホアン・インルー)に、三女の鐘秀(ジョンシウ)に来た縁談について相談する。次女の鐘玉より先に鐘秀を結婚させようとする興華に、瑩如はある懸念を抱く。

  • 第5話 襲撃事件の夜

    鐘秀との婚約を控えた唐鳳梧(タン・フォンウー)が易家に滞在することに。鳳梧は維安とも意気投合して一同で食卓を囲むが、夕食時になっても興華が帰宅しない。すると維安に租界で襲撃事件があったと報告が入る。襲われたのは興華のいるビルだったが、興華はある青年に命を救われていた。鐘玉は青年が誘拐犯だと気づき、彼を家に置くという父に抵抗する。

  • 第6話 招かれざる客

    姉たちと共に百貨店の仕事を任された鐘秀は、友人である劉清芬(リウ・チンフェン)の協力で集客のためのダンスショーを開く。一方、興華の甥である易寄徳(イー・ジードー)は、3姉妹を経営から追い出そうと企み、偽のクレーム客を送り込むが、鐘霊にうまく対処されてしまう。3姉妹は無事に初出勤を終えるが、その午後、易家に見知らぬ男が立ち入って騒ぎになる。

  • 第7話 調香師の死

    日本製品を発注したことが発覚し、興華の逆鱗に触れた鐘玉。寄徳と副社長の王本初(ワン・ベンチュー)が仕組んだ罠だと気づき、大騒ぎして2人を責めるが、興華の怒りは解けない。経営から外され落ち込む鐘玉は屋敷内を散歩中、自分を誘拐した沈彬(シェン・ビン)と遭遇し、お互いの腹を探り合う。そんな中、星華百貨店で化粧品の調香を担当していた社員が遺体で見つかる。

  • 第8話 秘密の手紙

    襲撃事件を重く見た維安は、政府の徴税に抵抗する興華の身を案じ、政治に干渉しないよう再三説得する。一方、鐘玉を陥れるため日本の商人と結託した寄徳が襲われたため、身の危険を感じた妹の易寄漁(イー・ジーユー)と母の范燕秋(ファン・イエンチウ)が易邸に移り住むことに。屋敷内が慌ただしくなる中、瑩如の元に差出人不明の手紙が届き、瑩如は人目を忍んで外出しようとする。

  • 第9話 長女の苦悩

    元婚約者と再会した鐘霊を気遣い、ぎこちない空気が流れる易家。だが鐘霊は自分よりも、鐘秀と鳳梧の仲を心配していた。そんな心配をよそに、鐘玉は妹の縁談を壊そうと、鳳梧にアプローチを続ける。娘たちに頭を悩ませる興華が帰宅を渋り、残業していた沈彬と屋台で夜食を食べていると、店の周りで怪しい動きをする不審者が現れる。

  • 第10話 婚姻の意義

    唐家に急かされた興華は、鐘秀と鳳梧の婚約話を進めるため、鐘霊に準備を進めるよう命じる。母親である瑩如は、鳳梧の愛情が感じられないことを案じて反対するが、鳳梧を気に入り、結婚したいという鐘秀を説得できない。一方、アンティーク絵画の表装を依頼するため外出した鐘霊の前に、元婚約者の汪剣池(ワン・ジエンチー)が現れ、絵画を奪ってしまう。

  • 第11話 2つの百貨店

    百貨店でもそつのない働きを見せる沈彬は、鐘玉に近づこうとする。如才ない沈彬を気に入った興華は、沈彬を鐘玉の婿として迎えたい考えを鐘霊に打ち明けるが、鐘霊は身分の違いなどを理由に難色を示す。そんな中迎えた端午節。祝日にもかかわらず星華の客足が伸び悩む一方、目の前にオープンしたライバル百貨店には行列ができており…。

  • 第12話 妹の婚約者

    朝になっても鐘玉と鳳梧が戻らないため、興華たちは鳳梧が訪ねたホテルの一室へと捜しに行く。隠れた鐘玉は見つからずに済んだが、無鉄砲な行動を鳳梧にたしなめられ、今後は距離を置くと約束する。鳳梧と鐘秀の婚約話は着々と進み、鳳梧の両親が揃って易家を訪れる。鐘玉も加わり談笑していると、庭から騒ぐ声が聞こえてくる。

  • 第13話 希望号の沈没

    易家を出てホテルに滞在する鐘玉を訪ねた沈彬は、鐘玉を説得できないまま、侍女の阿媛(アーユエン)だけ残して去る。鐘秀との婚約を直前で解消した鳳梧も易家を出ようとするが、鐘秀に引き止められる。慌ただしい易家に緊急の連絡が入り、星華百貨店の貨物船“希望号”が沈没事故を起こしたと判明。激しいショックを受けた興華はその場に崩れ落ちる。

  • 第14話 ミス上海コンテスト

    ミス上海コンテストの準備に追われる維安たち。開催を知った鐘玉は、鐘秀の優勝を阻もうと意外な候補者を立てる。ミスコンの開催を巡って批判的な世論が過熱し、星華百貨店に記者が殺到するが、鐘秀と鳳梧は被災者救済という目的を強調して取り合わない。さまざまな思惑が交錯する中、いよいよミス上海コンテストが幕を開ける。

  • 第15話 沈没事故の黒幕

    ミス上海コンテストの会場に、希望号沈没事故の遺族が押しかける。遺族たちは星華が保険金目当てで事故を人為的に起こしたと騒ぎ、維安と部下たちが武力で押さえつけても鎮まらない。困り果てる易家を前に、家を出たはずの鐘玉が真相を暴き、証拠を突き出す。鐘玉の活躍で騒動は収まり、コンテストは無事に結果発表の時を迎える。

  • 第16話 人助けの代償

    ミス上海となった阿媛を救うため騒動を起こした鐘玉、鐘秀と長男の鐘傑(ジョンジエ)は興華の怒りを買い、易家の祠堂で跪くことに。沈彬は鐘玉たちにこっそり食事を差し入れ、それを見た興華は沈彬と話し、婚約者候補として鐘玉に近づくことを許す。一方、義弟妹の尻拭いをすることになった維安は、自分を利用する鐘霊に罵声を浴びせてしまう。

  • 第17話 嵐の夜が明けて

    雷雨の夜、鐘傑はミス上海となった阿媛にピアノを教えることに。雨に打たれた鐘玉は風邪をひいてしまう。そんな中、鳳梧の秘書が骨董品密輸の容疑で警察に逮捕される。鳳梧は鐘玉の仕業だと責めるが、密輸は事実であり、鐘玉が事前に伝えようとしていたことを知る。鳳梧は言葉に詰まり、去ろうとする鐘玉を引き止め、強引にキスをする。

  • 第18話 動き出す想い

    星華の社長を決める役員会が近づく。役員の1人を呼び出した鐘玉だったが、現れたのは沈彬で、社長になる望みは薄いと諭される。沈彬は落ち込む鐘玉を埠頭に連れ出し、自分との結婚を考えてほしいと想いをぶつける。その様子を見た鳳梧は動揺を隠せない。一方、阿媛を訪ねてきた妓女の姉は、鐘傑に取り入るよう阿媛をけしかける。

  • 第19話 出生の秘密

    中秋節で易家が勢揃いする中、鳳梧は宴が始まる前に易家を去ろうとする。鐘玉は鳳梧を追いかけ抱きつくが、お互いを想う本音は言わないまま別れる。易家では鐘秀の招き入れた琵琶奏者が、鐘霊の実母だという事実が明るみに。ちょうど帰宅した維安は、鐘霊と家を出ようとするが、興華は鐘霊に謝罪し、一緒に食事をしようと引き止める。

  • 第20話 姉たちの洗礼

    鐘霊は星華の社長の座に納まり、鐘玉は会社や屋敷を諦めて、鳳梧と共にパリへ行くことに。秘密を暴露したつもりでいた鐘秀は、姉2人の結託を知り悔しがる。暴露騒動が鎮まり、鐘霊を慰める維安。出自の秘密を知っても揺るがない維安の想いに、鐘霊も心を動かされる。一方、鳳梧に鐘玉を奪われた沈彬は易家を去り、汪剣池の元を訪れる。

  • 第21話 突然の破談

    第一次上海事変の勃発は商業界への影響も大きく、星華百貨は資金回収の道を断たれる。借り入れ返済日が迫る中、興華は日本企業への売却を頑なに拒絶する。その頃、阿媛は病院で働く鐘傑を訪ねるが、忙しい鐘傑に冷たくあしらわれてしまう。落ち込む阿媛が道端で日本人に絡まれていると、パリにいるはずの鐘玉が現れ、男たちを撃退する。

  • 第22話 吹き荒れる逆風

    鐘霊と鐘秀は豚毛の取り引きで窮地を脱しようとするが、汪剣池が経営する昌ロン(チャンロン)百貨店に先を越され、市場の豚毛を買い占められてしまう。鐘玉は昌隆にくら替えした沈彬を出し抜き、埠頭に先回りして豚毛を横取りする。溜飲が下がったのもつかの間、取り付け騒ぎで混乱する星華銀行に、今度は偽札を印刷したという疑惑が持ち上がる。

  • 第23話 実らぬ初恋

    鐘玉が沈彬に連れられ阿媛の所へ向かうと、そこにはずぶ濡れの阿媛が。鐘傑に別れを告げられ、川へ飛び込んだという。沈彬は易家が阿媛を利用し、傷つけたと怒る。鐘玉は阿媛を連れて易家に帰り、鐘傑に出くわす。ちょうど居合わせた鐘秀も加わり、姉妹で鐘傑の身勝手さを責めるが、鐘傑は頑なな態度を崩さず、家を出ていってしまう。

  • 第24話 すれ違う心

    日本人の鷹司と対立しないよう3姉妹に説得された興華は、鐘玉に「屋敷を守れ」と告げる。一方、鐘玉の援助で女優になった阿媛の主演映画がクランクイン。鳳梧は撮影所の鐘玉を訪ねるが、秘書が用意した花束で、またもや機嫌を損ねてしまう。そんな中、興華は鐘玉と鳳梧の結婚式の日取りを強引に決定し、鐘玉を激高させる。

  • 第25話 無言の帰宅

    興華の死から一夜明け、鐘玉は鷹司の所へ。外祖父の周(チョウ)家との業務提携と引き換えに遺体を引き取り、あとから駆けつけた鐘霊、鐘秀と共に帰宅する。瑩如は毅然とした態度で葬儀の段取りを言い渡すが、鐘秀と2人になった途端に泣き崩れてしまう。支配人に呼び出された鐘霊と鐘玉が星華百貨店へ向かうと、そこには銃を持った汪剣池がおり…。

  • 第26話 服喪中の結婚

    汪剣池が暴漢に襲われる。報告を受けた維安は、汪が警察に渡した裏金を見舞いとして返却し、自分との貸し借りはなくなったと強調するのだった。後日、葬儀を終えた家族が川辺で興華をしのんでいると、鷹司が現れ、星華の新株主になったことを告げる。そんな中、訃報を聞いた鳳梧の両親が弔問に訪れ、鐘玉と鳳梧の結婚話を持ち出す。

  • 第27話 断たれた縁

    鐘玉と鳳梧はいよいよ結婚式の当日を迎える。鐘秀が鳳梧と秘書の蘇茵(スー・イン)の仲を疑って介添え役をボイコットしたため、蘇茵が代わりを務めることに。不穏な空気の中、鐘玉と鳳梧は結婚証明書に無事サインする。ところが鳳梧の上司である傅(フー)司長の妻が乱入し、蘇茵と夫の不貞を暴こうとしたため式は中断。鐘玉は結婚を取りやめると言いだす。

  • 第28話 水面下の戦い

    興華亡きあと、瑩如は体調を崩し、3姉妹は言い争いが絶えない。一家がばらばらになっているのを知った范燕秋は屋敷を奪うチャンスと見て、娘の寄漁と共に、郊外で療養するよう瑩如に勧める。瑩如は条件のいい寄徳の縁談をほのめかし、燕秋を煙に巻く。一方寄徳は、妊娠させてしまった使用人に責任を取ってほしいと迫られる。

  • 第29話 つかの間の平穏

    鐘玉の入院先にやってきた鳳梧は、命を懸けてあだ討ちをした鐘玉を心配するが、鐘玉に「母のようになりたくない」と別れを告げられてしまう。一方の易家では、易書業(イー・シューイエ)と寄徳を失った燕秋と寄漁が南京に引っ越し、暗殺に関わった鐘秀が外出禁止処分に。後日病院を再訪した鳳梧は、鐘玉が行き先を告げずに転院してしまったことを知る。

  • 第30話 戦時下の再会

    戦地で消息を絶っていた鐘傑が易家に帰宅する。母や姉妹と喜びの再会を果たすが、別れた阿媛への態度はぎこちない。戦況は悪化し、第二次上海事変が勃発。上海租界には戦火を逃れた大勢の難民がなだれ込み、鐘玉は沈彬と共に米の買い付けや寄付集めに奔走する。そんな中、イギリス大使と鳳梧を乗せた公用車が日本軍に襲撃され…。

作品詳細

1920年代末の上海。星華百貨の経営でひと財産を築いた易家では、創業10周年記念式典が行われていた。この日は、会長の易興華(イー・シンホワ)の誕生日でもあり、長女の鐘霊(ジョンリン)を筆頭に子供たちが盛大に祝福。式典後、上海を長年離れていた次女の鐘玉(ジョンユー)が易家に帰ってくる。鐘玉を歓迎する興華と鐘霊を横目に、三女の鐘秀(ジョンシウ)は、「この世で一番嫌な奴」と不満をこぼし…。易家の三姉妹は、それぞれ異なる母親から生まれてきた。鐘霊は名家の淑女として上品で、妹たちを優しく見守る長女。次女の鐘玉は父親の商才を受け継ぐ一方で、現夫人に傲慢な態度を取っていた。三女の鐘秀は現夫人から生まれた純粋なお嬢様で、よそ者扱いする鐘玉を不服に思っている。育った環境も性格も異なる三姉妹は、父親の意志のもと星華百貨の後継者の座を争うことに。それぞれが商売を学ぶ中、これまで華やかな繁栄を遂げてきた星華百貨に重大な困難が立て続けに襲いかかる。星華百貨を守らなければならない鐘霊、鐘玉、鐘秀。果たして、三姉妹たちの波乱に満ちた運命の行方は?

キャスト

ウー・ジンイエン チン・ラン ジャン・ナン

スタッフ

[脚本]ジョウ・モー[監督]ワン・ウェイ

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