ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
330ポイント~

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

愛など信じたら、すべてが消えてしまうと、男は恐れている。 すべてを失った後に、残るのが愛だと、女は知っている。

2009年 114分 PG12

予告編

作品詳細

破滅を志向する生き方の中で数々の傑作を書き続け、39年の短い生涯を駆け抜けた太宰治(1909~1948)。「人間失格」が与える自虐的で暗いというイメージだけで捉えられがちな太宰だが、実は細やかな心理描写とユーモア溢れる表現で男女の様々な「愛」の形を描いた小説家でもある。その代表作が「ヴィヨンの妻」。「男には、不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです。」と弱々しいことを言い苦悩する夫・大谷と、そんな夫をやわらかに受け止め、しなやかに逞しく生きていく妻・佐知の愛の物語。

秀でた才能を持つ小説家の大谷(浅野忠信)と誠実で美しいその妻・佐知(松たか子)。大谷はその才能とは裏腹に、お酒を飲み歩き、借金を重ね、妻以外の女性とも深い関係になってしまう破滅的な生活を送っていた。ひょんなことから夫の借金を返すために飲み屋・椿屋で働き始めた佐知は、あっという間にお店の人気者になり、日に日に輝きを増していった。見違えるように美しくなっていく佐知に嫉妬する大谷。そして大谷は、書くことそして生きることに苦悩し、愛人の秋子(広末涼子)と心中未遂を起こしてしまう。それを知った佐知は…。

スタッフ

[監督]根岸吉太郎[製作]亀山千広/山田美千代/田島一昌/杉田成道[エグゼクティブプロデューサー]石原隆/直井里美/酒井彰[プロデューサー]前田久閑/木幡久美/菊地美世志[アソシエイトプロデューサー]稲葉直人[原作]太宰治[脚本]田中陽造[撮影]柴主高秀[美術監督]種田陽平[美術]矢内京子[衣裳]古藤博[編集]川島章正[音響効果]齋藤昌利[音楽]吉松隆[照明]長田達也[録音]柿澤潔[装飾]鈴村高正[衣裳デザイン]黒澤和子[ヘアメイク]倉田明美[スクリプター]岩倉みほ子[助監督]高橋正弥

(C)2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送