唐天遠のステキな災難~Love Is All~
人気ドラマ『萌医甜妻』の原作者と『花散る宮廷の女たち』の監督が放つ、傑作ラブコメディ!!じゃじゃ馬女流作家と、朝廷の密命を帯びた正義の士。2人の前に立ちはだかるのは陰謀渦巻く大事件に、解決不能な恋の難題!?
2020年 26話
字幕
- エピソード
- 作品詳細
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第1話
男装し、講談を生業とする譚鈴音(たん・れいいん)は、眉目秀麗な才子・唐天遠(とう・てんえん)をモデルにした「唐飛龍(とう・ひりゅう)恋物語」が当たり、都で一番の人気を博していた。しかしある時、彼女が女性であることがバレて、雇い主からクビだと宣告されてしまい…。
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第2話
師爺としての初登庁の日を迎えた譚鈴音(たん・れいいん)。しかし、発売したばかりの「唐飛龍(とう・ひりゅう) 裁判編・序章」の売れ行きがすさまじく、書社に残って殺到する客をさばく手伝いをすることに。一方、鈴音がまだ県衙に登庁していないと聞いた唐飛龍は、書社へ向かうが…。
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第3話
手がかりを求めて天香楼に潜入した譚鈴音(たん・れいいん)だったが、あえなく捕まってしまう。鄭少封(てい・しょうふう)に救われて事なきを得たものの、唐飛龍(とう・ひりゅう)に大目玉をくらうのだった。そんななか、銅陵の副県令として周正道(しゅう・せいどう)が赴任し…。
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第4話
譚鈴音(たん・れいいん)は、お忍びで調査に出かけた唐飛龍(とう・ひりゅう)を追いかけ、天目山へ。そこで2人は女性の遺体を発見する。死んでいたのは、造船を生業にする商人の娘・斉ケイ(さい・けい)。妙妙生(みょう・みょうせい)の愛読者で、鈴音も面識のある令嬢だった…。
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第5話
「唐天遠(とう・てんえん)は姉にとって恩人でもあり希望です」。譚清辰(たん・せいしん)の打ち明け話によって、飛龍(ひりゅう)は己と鈴音(れいいん)の思いがけない縁を知った。しかし、彼が県衙に戻ってみると、鈴音は鄭少封(てい・しょうふう)を相手に飛龍の悪口を…。
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第6話
孫不凡(そん・ふはん)の身体に、斉ケイ(さい・けい)が残した爪の痕が残っている。それを確かめられれば、事件は一件落着――のはずだった。しかし、不凡はある者の入れ知恵で引っかき傷を消し、己の罪を葬り去ろうと画策する。そんななか、斉ケイの侍女・玉環(ぎょくかん)が失踪し…。
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第7話
唐飛龍(とう・ひりゅう)が愛用する鍋を割ってしまった譚鈴音(たん・れいいん)。飛龍の侍女・香瓜(こうか)によると、それはとても貴重な物らしい。弁償することを諦めた鈴音は、自分で鍋を作ることに。良い陶土を求め、鈴音は周如意(しゅう・じょい)と共に天目山へ…。
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第8話
欽差大臣からの通達に、唐飛龍(とう・ひりゅう)や斉(さい)員外たちは大いに慌てふためいた。その様子をこっそりうかがっていた譚鈴音(たん・れいいん)は、ほくそ笑む。彼女は、飛龍が賄賂を受け取った汚職官吏だと信じ込んでいたのだ。しかし、全ては飛龍が仕組んだ策略で…。
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第9話
妙生楼なる酒楼を開店させた朱大聡(しゅ・たいそう)。店の名はもちろん、愛しい“妻”である譚鈴音(たん・れいいん)の筆名にちなんだものだ。一方、大聡の出現に慌てた唐飛龍(とう・ひりゅう)は、鄭少封(てい・しょうふう)の助言に従い、鈴音の心をつかむために動き出すのだが…
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第10話
譚鈴音(たん・れいいん)を辞めさせ、自分の息のかかった者を次の師爺の座に据えようと画策する宗応林(そう・おうりん)。しかし、唐飛龍(とう・ひりゅう)は圧力に屈せず、これを退けたのだった。思いの外おとなしく引き下がり、銅陵を後にする応林。その直後、思いがけない報せが…。
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第11話
天目山を歩いていて、地面に開いた穴に落ちてしまった譚鈴音(たん・れいいん)と唐飛龍(とう・ひりゅう)。思いのほか広い地下の空間には、たくさんの死体が転がっているではないか。動転して騒ぎだした鈴音とは対照的に、冷静な飛龍は捜査を開始。彼は死体の懐から、ある物を発見し…。
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第12話
証人となるはずだった桑(そう)家の使用人たちは命を落とし、わずかな証拠も消え去った。黄金事件の真相を暴くため、改めて使用人たちの検視をするよう提案する譚鈴音(たん・れいいん)。唐飛龍(とう・ひりゅう)と共に検視房に足を踏み入れた彼女は、不可解な事実に気づく…。
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第13話
宗応林(そう・おうりん)の卑劣さに怒りを爆発させた周如意(しゅう・じょい)。しかし応林は唐飛龍(とう・ひりゅう)たちの命を盾に取り、逆に彼女を脅すのだった。そんななか譚鈴音(たん・れいいん)は、首に囚人の入れ墨をした不審な男を見かける。思わず男の後を追う鈴音だったが…。
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第14話
殺人の疑いで牢に入れられた譚鈴音(たん・れいいん)のもとに、唐飛龍(とう・ひりゅう)が。人目を忍んでやってきた彼は、「必ずここから、正々堂々と出してやる」と約束して姿を消した。やがて、裁きの日が。恋敵である朱大聡(しゅ・たいそう)をも巻き込み、飛龍が考え出した策とは…。
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第15話
姉が危険にさらされているのは、唐飛龍(とう・ひりゅう)との出会いが元凶だ――譚清辰(たん・せいしん)は、そう考えていた。飛龍に向かい、「姉は唐天遠(とう・てんえん)のような人に嫁ぐべきなんだ」と言い放つ清辰。ややためらう素振りを見せた後、飛龍は告げた。「私が唐天遠だ」と…。
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第16話
江暮春(こう・ぼしゅん)に対し、「君への気持ちはない」とはっきり告げた唐天遠(とう・てんえん)。しかし、さっさと追い払うわけにもいかない。しばらく県衙に留まることを許された暮春は、服の破れを繕ってやったり、お茶やお菓子を振る舞ったりして、県衙の者たちの心をつかみ始め…。
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第17話
譚鈴音(たん・れいいん)の報告が遅いことをいぶかしがる唐天遠(とう・てんえん)。それを聞いた鄭少封(てい・しょうふう)は、江暮春(こう・ぼしゅん)の出現により、鈴音は県衙にいづらいのだと諭す。一方その頃、当の鈴音は、鳳凰山の山賊・段風(だん・ふう)に捕らわれ…。
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第18話
段風(だん・ふう)の身の上には同情するところもあるが、だからといって彼に嫁ぐ気にはなれない。譚鈴音(たん・れいいん)は、唐天遠(とう・てんえん)が助けに来てくれることを信じて、最後の手段を講じるのだった。やがて、段風と鈴音の婚礼が始まった。その時、鳳凰塞の門前に…。
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第19話
「彼女は、なぜ今、この時に現れたのか」。江暮春(こう・ぼしゅん)への疑惑を深める唐天遠(とう・てんえん)。一方、容姿端麗で何でも完璧にこなし、県衙の者たちにも人気のある彼女に対抗心を燃やす譚鈴音(たん・れいいん)は、「しばらく距離を置きましょう」と天遠に告げるのだった…。
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第20話
周正道(しゅう・せいどう)は、如意(じょい)が男装した姿である――そう確信した鄭少封(てい・しょうふう)は、“彼女”に想いを告げた。そんななか、唐天遠(とう・てんえん)も譚鈴音(たん・れいいん)に、結婚を申し込む。彼は、江暮春(こう・ぼしゅん)の件は必ず解決すると約束し…。
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第21話
公の場で譚鈴音(たん・れいいん)への愛を否定した唐天遠(とう・てんえん)。朱大聡(しゅ・たいそう)は、彼の胸の内を慮りながらも、傷心の鈴音と、黄金事件の渦中で彼女が危険にさらされることを憂うのだった。そんななか、江暮春(こう・ぼしゅん)は周如意(しゅう・じょい)に接近し…。
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第22話
誘拐された譚清辰(たん・せいしん)の身代金は2000両。書社のカネをかき集めても200両にしかならず、鈴音(れいいん)は結婚を条件に、不足分の肩代わりを朱大聡(しゅ・たいそう)に頼むのだった。一方、独自に誘拐事件を捜査していた唐天遠(とう・てんえん)は清辰の監禁場所を発見するが…。
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第23話
譚鈴音(たん・れいいん)への想いの強さをにじませながらも、彼女を諦め、故郷に帰ると語る朱大聡(しゅ・たいそう)。彼は、鈴音との婚約書と周如意(しゅう・じょい)との契約書を鄭少封(てい・しょうふう)に託すのだった。やがて、“これが最後”との思いで鈴音を食事に誘った大聡は…。
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第24話
宗応林(そう・おうりん)が暗殺されたことを鄭少封(てい・しょうふう)から聞かされ、涙を流す周如意(しゅう・じょい)。同じ頃、江暮春(こう・ぼしゅん)は、やはり宗知府の養子である叢順(そう・じゅん)に、暗殺の黒幕が唐天遠(とう・てんえん)であるという偽の証拠をちらつかせ…。
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第25話
黄金の隠し場所は桑傑(そう・けつ)の墓の中? 香瓜(こうか)とのおしゃべりをきっかけに、ひらめきを得た譚鈴音(たん・れいいん)。彼女と唐天遠(とう・てんえん)は段風(だん・ふう)にも協力を要請し、墓地の特定を急ぐのだった。しかし、全ては江暮春(こう・ぼしゅん)に筒抜けで…。
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第26話 (最終話)
江暮春(こう・ぼしゅん)の奸計によって、銅陵県衙は炎に包まれた。怒りと落胆とが入り混じった気持ちで、焼け跡を見て回る譚鈴音(たん・れいいん)と唐天遠(とう・てんえん)。2人はそこで思いもよらぬ物を目にするのだった。それから数か月後、唐天遠が県衙を去る日がやってきた…。
作品詳細
男装し、都で講談を生業とする譚鈴音(たん・れいおん)は、眉目秀麗な才子・唐天遠(とう・てんえん)をモデルにした「唐飛龍(とう・ひりゅう)恋物語」が当たり、都で一番の人気を博していた。しかしある時、彼女が女性であることがバレて、雇い主からクビだと宣告されてしまう。食いっぱぐれて母の故郷である銅陵へと落ち延びた鈴音は一念発起。今度は作家・妙妙生(みょう・みょうせい)として唐飛龍の物語をつづり、ひと儲けしようと企むのだった。そんななか、唐天遠に聖旨が。その内容は、密命を果たすため県令・唐飛竜として銅陵へ赴任せよというもので…。