作品詳細

2005年、弁護士のナンシー(ジョディ・フォスター)はモーリタニア出身、モハメドゥの弁護を引き受ける。9.11の首謀者の1人として拘束されたが、裁判は一度も開かれていない。グアンタナモ収容所で投獄生活を何年も送っていた。ナンシーは「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。時を同じくして、テロへの“正義の鉄槌”を望む政府から米軍に、モハメドゥを死刑判決に処せとの命が下る。真相を明らかにして闘うべく、両サイドの綿密な調査が始まる。ようやく政府から届いた機密書類には、愕然とする供述が記されて──。