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天体観測
天体観測
330ポイント~

天体観測

仲間たちとの再会や新たな人間との出会い、そして別れを通して自分たちの位置を確認するように人生の「天体観測」を続ける若者たちの姿を描く。

2002年 12話

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話 再会

    1999年夏、夕暮れせまる海岸近くの丘に笑い声が響いた。成和大学の天体観測サークル“サジテリアス”の合宿。集まれば遊んでばかりだった7人の仲間は大学最後の夏、「天体観測」をするため集合した。そして流れ星に将来の夢と変わらぬ友情を誓い合った…。 2002年夏、宮部聡美(田畑智子)の結婚式。友人席に座ったのは沢村美冬(小雪)、井田有里(小西真奈美)、長谷川健太(山崎樹範)の3人だけ。狭山恭一(伊藤英明)、川村友也(坂口憲二)、木崎タケシ(オダギリジョー)の席は空いたままだった。

  • 第2話 青い絆

    健太(山崎樹範)はメール相手と初デートするため、恭一(伊藤英明)にネクタイを借りに来た。タケシ(オダギリジョー)に紹介されたサイトとあって、恭一はサクラだと考えていたが、健太はあくまで信じている様子だ。 有里(小西真奈美)のマンションを訪ねた友也(坂口憲二)は、有里がタケシと今も付き合っていることを知った。久々に会った有里は顔にケガをしていた。 心配した友也から、2人の事を聞いた美冬(小雪)と聡美(田畑智子)は、早速タケシに会った。ただの同居人だと言い、とても恋人同士とは思えないタケシの様子に、美冬は思わず…。

  • 第3話 告白

    大きな仕事を任されつつあったは恭一(伊藤英明)は、上司から突然市場調査にまわるよう命じられた。プレゼンで確かな手応えを感じていた恭一は納得いかず、上司に詰め寄るが嫌なら辞めろと突き放される。そのとき、ロビーで立ちつくしていた恭一の耳に女性の声が聞こえた。健太(山崎樹範)のメール相手、七重(長谷川京子)だ。 一方、仕事を辞めてほしいと夫(田中哲司)に告げられた聡美(田畑智子)は、老人介護の仕事を捨てる気持ちになれずにいた。 ジュピターで友也(坂口憲二)が美冬(小雪)に予備校生の無気力ぶりをボヤいていると、恭一がふらりと現れ…。

  • 第4話 秘密

    行きつけのジュピターで友也(坂口憲二)、美冬(小雪)、聡美(田畑智子)、有里(小西真奈美)が集まっていると、スーツ姿の健太(山崎樹範)が七重(長谷川京子)を連れて現れた。遅れてやって来た恭一(伊藤英明)は健太のスーツ姿を見て、まだ仕事を偽っている事に気づく。何も知らない友也たちは、健太の家業の魚屋の事を口にし、嘘をつかれていたことに気づいた七重は店を飛び出してしまった。 ようやく借金を完済したタケシ(オダギリジョー)に、憧れていたシステム開発会社からスカウト話が舞いこんだ。回り道した3年を取り戻したいタケシは、出会い系サイトの仕事を辞めたいと願い出るが…。

  • 第5話 キス

    キャバクラで働く七重(長谷川京子)に偶然会った恭一(伊藤英明)は、健太(山崎樹範)の想いを伝えたが、七重は冷ややかだった。 友也(坂口憲二)の部屋に予備校の生徒・松本アリス(上原美佐)が現れ、泊めてほしいと言う。仕方なく友也はアリスを泊めたが、翌朝になるとアリスは今夜も泊めてほしいと言い残し、さっさと予備校に出かけてしまった。 一方、健太が実家で魚をさばいていると、七重が訪ねてきた。七重は全て打ち明け、健太に詫びた。 聡美(田畑智子)は連日の夜勤で疲れきっていた。そんな折、姑にお茶を出そうとして熱湯をかけてしまい…。

  • 第6話 裏切り

    オフィスにいた恭一(伊藤英明)の携帯電話が鳴った。七重(長谷川京子)が自殺を図ったという。恭一が病院に着くと、七重のカウンセラー・佐知子(木野花)が待っていた。自殺未遂直前に連絡したのが恭一だという。佐知子からこのことは内密にと言われ、恭一は七重と会う約束をしていた健太(山崎樹範)に伝えられずにいた。 一方、友也(坂口憲二)の部屋に聡美(田畑智子)が現れた。聡美の働く老人ホームでもうすぐ納涼会があり、聡美の担当している柴崎(奥村公延)が大好きな人に自作のタイル画をプレゼントしたいので、絵心のある友也に下絵を頼みたいという。

  • 第7話 涙の夜

    美冬(小雪)から呼び出されたタケシ(オダギリジョー)は、恭一(伊藤英明)と友也(坂口憲二)の事だろうと察していた。そんなタケシに美冬は3年前の約束とは何かと尋ねた。大学生活最後の夏合宿、友也は美冬が好きだったが、恭一の美冬への想いの強さを知り身を引いたのだった。 ある日、美冬は聡美(田畑智子)の自宅を訪ねた。夫の希望どおり、聡美は家庭に入っていたが夫婦仲はしっくりいっていない様子だった。 その頃、タケシの不在中に2人の男がタケシを訪ねて来たことで、有里(小西真奈美)は胸騒ぎを感じていた。健太(山崎樹範)は恭一に、七重(長谷川京子)に告白すると告げ…。

  • 第8話 迷路

    聡美(田畑智子)が買い物に出たきり帰って来ないと、夫の山瀬(田中哲司)から連絡を受けた美冬(小雪)は、友也(坂口憲二)と健太(山崎樹範)らと手分けして捜し始めた。 恭一(伊藤英明)は辞表を提出。上司に、コネ入社で父親の力を借りるような男に期待したのがバカだったと言われ、自分の耳を疑った。父親は死んだと、母・てるみ(大谷直子)から聞かされてきたからだ。 帰宅した恭一はてるみに、なぜ嘘をついていたのかと詰め寄り、うろたえるてるみを残して店を飛び出した。 一方、タケシ(オダギリジョー)の新しい会社は順調に動き始めた。

  • 第9話 命の灯

    恭一(伊藤英明)は今さら会いたいと言ってきた父親への怒りを友也(坂口憲二)にぶつけた。 美冬(小雪)は教員採用試験が終わると、産婦人科へ行った有里(小西真奈美)のもとにかけつけた。すでに妊娠7週目だった。 聡美は明るく振る舞っていたが、夫・山瀬(田中哲司)とのミゾは深まっていた。 そんな中、友也のイラストを認めた橋本法子(秋本奈緒美)が仕事の話を持ち込んだ。友也のマネージャー気取りのアリス(上原美佐)はなぜか面白くない様子だが、悪くない話だ。法子は友也に即決を迫った。

  • 第10話 最終章

    友也(坂口憲二)は雑誌のインタビューに答えていた。法子(秋本奈緒美)の事務所から新鋭アーティストとしてデビューすることになったのだ。記者からフリーダイビングの過去を聞かれ、友也の表情が変わった。友也が日本新記録を出しながら、審判の疑惑の判定で涙を飲んだことになっていた。記者が帰ると、友也は法子にくってかかった。 ある日、美冬(小雪)は恭一(伊藤英明)をジュピターに呼び出し、別れ話を持ち出した。 一方、聡美(田畑智子)は夫・山瀬(田中哲司)に離婚を切り出したが、山瀬は聡美の言葉に耳を貸そうとはしなかった。

  • 第11話 友の死

    タケシ(オダギリジョー)は松原(松重豊)のインサイダー取引の証拠をある場所に隠し、代わりに警察に出頭することと引き換えに、ある条件を出した。 ある日、ジュピターに恭一(伊藤英明)、友也、タケシが揃った。大学時代のように盛り上がったが、タケシの様子に普通でないものを恭一は感じていた。 一方、美冬(小雪)は教員採用試験に合格。退職の挨拶を済ませた美冬に、アリス(上原美佐)は7歳の娘がいる夫妻を会わせる。夫婦は、娘は突然心を閉ざしてしまったが、ある絵本だけは繰り返し読んでいると言う。それは友也がアリスたちと露店で売っていた絵本で、イラストは友也、詩は美冬だった。

  • 第12話 (最終話) 永遠

    タケシ(オダギリジョー)の葬儀が営まれた。参列者の中に刑事の姿もあった。友也(坂口憲二)が食ってかかったが、捜査のためと言われては引き下がるしかなかった。 あの夜タケシは何をしようとしていたのだろう…恭一(伊藤英明)は松原(松重豊)を訪ね、タケシは利用されただけで、別に首謀者がいた可能性があると核心に切り込んだが、松原にかわされてしまった。 一方、美冬(小雪)は北海道から上京してきた向坂夫妻と、その娘みゆに会っていた。心を閉ざすみゆは美冬の“ココロの絵本”には強い関心を示していた。

作品詳細

天体観測サークル「サジテリアス」の7人の仲間は、大学4年の夏合宿で将来に夢を抱きながら友情を誓い合った。 3年後、社会に飛びだした彼らは現実の荒波に翻弄される。忙しい毎日を送り、気がつくと仲間とは疎遠になっていた。 同じ星を見つめ、笑い合っていたあの夏から3年。もう一度互いの絆を取り戻し、変わらぬ自分たちの“心の北極星”を見出せるのだろうか…

スタッフ

[脚本]秦建日子/渡辺千穂 [プロデューサー]笠置高弘(関西テレビ)/森谷雄(共同テレビ)/渡辺真沙子(関西テレビ) [演出]西谷弘(共同テレビ)/都築淳一(共同テレビ)/田澤直樹(共同テレビ) [主題歌]中島美嘉(ソニー・ミュージック・アソシエイテッド レコーズ) [inspired by the music]BUMP OF CHICKEN [制作]関西テレビ/共同テレビ
(C)関西テレビ/共同テレビ