幼女戦記II
勝利の不協和音が、帝国を惑わす
2026年 12話
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第1話 サラマンダー戦闘団
統一暦1926年、秋。戦火は今なお世界を焼いている。 帝国はいわば、四面楚歌。そして何より東部戦線。 その東部戦線へターニャ・フォン・デグレチャフ中佐率いるサラマンダー戦闘団も投入されていた。
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第2話 奇妙な友情
冬の到来により東部戦線の補給事情が更に悪化する。連日の防衛戦を戦うサラマンダー戦闘団も、補給線へのゲリラ的な襲撃によって大きく疲弊していた。
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第3話 善意の仲介人
帝国は対反乱戦略を一新、東部の情勢安定化に成功。しかし連邦と連合王国は北方の旧協商連合領での共同作戦で対抗する。そんな中、『厳正中立』を謳うイルドア王国が蠢動する。
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第4話 鉄槌作戦
イルドア王国を介した講和の機運が高まる中、帝国はより有利な条件を押し付けるため、大規模反攻作戦「鉄槌作戦」を発動する。
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第5話 貧乏籤
イルドア王国経由の和平交渉は先送りとなり、帝国軍は更に有利な条件を得るべく、連邦の資源地帯制圧を目指す大規模攻勢「アンドロメダ計画」を発動する。
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第6話 囮
「アンドロメダ計画」が進捗する中、ターニャの部隊は包囲されたソルディム528陣地で苦戦していた。ゼートゥーアの救援は、間に合うのだろうか?
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第7話 煉獄
ソルディムでターニャ達は持ちこたえた。ところが、肝心のアンドロメダ計画が頓挫。休暇を兼ねて帝都に戻ったターニャは、そこで、後方がなお勝利に執着する実情に驚愕することになる。
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第8話 雷撃
情勢悪化を踏まえ、帝国は南方大陸からの撤退を決定する。だが同盟国であるはずのイルドア王国は厳正中立を標榜し、撤退支援を拒否。帝国軍は、連合王国海軍が待ち構える内海を単独で突破しなければならなくなった。
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第9話 観光旅行
南方大陸派遣軍の撤退を成功させた帝国は、協力を拒んだ同盟国イルドア王国に対し、嫌がらせを兼ねた表敬訪問を実行する。『厳正中立』を謳うイルドアの対応は如何に。
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第10話 活路
終わりの見えない総力戦が続く中、帝国上層部では戦争指導そのものが迷走を極めていた。 危機感を抱いたルーデルドルフは、戦争終結の出口を独自に模索し始める。
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第11話 砂時計
外交の行き詰まりは、ルーデルドルフを絶望させる。彼には、これ以上、躊躇する時間がなかった。ならば、必要なことを。その決断は、しかし、一人の友を激怒させる。
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第12話 (最終話) 出口
総力戦の焔は、何もかもを薪としてくべることすらも要求する。だが、ルーデルドルフは人間であった。彼は躊躇し、結果、間違える。間違えは、許されない。だから友の手によって、正されるのだ。
作品詳細
統一暦1926年、秋。ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は、新編されるサラマンダー戦闘団の指揮官に任じられ、再び苛烈な戦線へと身を投じる。臨機応変に編成される戦闘団は見た目こそは精強だが、その実は寄せ集めに過ぎなかった。これで戦争を戦えるのか?不条理な現実に吠えるターニャ。追い打ちをかけたのは早すぎる連邦の冬だ。帝国は出口のない泥沼でもがいていた。各国が求めるのは、すべてを終わらせるための圧倒的勝利。しかし、誰も知らない。自分達が何を望んで、それが本当は何を意味するのかを。抗いようもなく、ターニャは激動の最前線に立ち続ける――。

